先日訪ねた、山形県は寒河江市の「お日さま農園」さんの野菜が届きました。
開けて思わず歓声、ワクワクするなあ……。
夏野菜のうつくしさよ。
色を体に入れる季節ですね。
雄々しいまでのキュウリ。
まずは生かじりしてみずみずしさを楽しみ、3本ほど塩昆布と漬けものにして冷蔵庫へ。
残りを豚肉と炒めものにして、昼のおかずにしました。
豚はちょっと片栗粉付けて、中国の醤油と酒、ナンプラーちょい、仕上げにごま油ちょろっとで味つけ。加熱すると、グーーンと食べられる量がアップしますね。
緑ナスをタテに切って焼いたらもう、たまらん!
トロットロの食感でフワッとして、おいしかったなあ。焼くととろけるタイプの品種なんですな。こういうの、あまりスーパーには出回らない。
小さい水ナスを入れてくれてたので、輪切りにしてミョウガと冷たい味噌汁に。
これまた幸せな味。冷やしてあったカツオだしで味噌を溶いて、刻んだ具材を入れただけですが、なかなかいいもんですよ。
モロッコいんげんは琺瑯(ほうろう)の鍋に入れて、オリーブオイルひとまわし、塩ぱらり、少量のホールトマトと一緒にフタしてじっくり煮て、くたくたにしていただきました。
白ワインが進むねえ……。
◇最近の仕事から
さて唐突ですがここで最近企画した仕事や、連載のお知らせをさせてください。
イエノミスタイルさんでも連載させていただけることになりました! 家飲みをテーマにフリーでコラム考えていきますが、今回はレシピで。
ミョウガ、好きなんですよー。あの独特の香り、惹かれるんだ。なんか、洒落た香りだと思うんですね。実は加熱してもおいしいし、洋風に使うのもイケます。ミョウガを主役にレシピ3つをお届け。
連載の『名前のない鍋、きょうの鍋』、今回は日本に暮らして13年目の韓国人の男性のお宅へ。夏でも定番というサバとキムチの蒸し煮鍋を教えてもらいました!
コロナでずいぶん故郷へ帰れてないという彼、ちょっとさみしそうだったな。秋にみんなと再会できますように。
食本書評、第31回目は原田マハさんのグルメ・エッセイを紹介しました。なんとも楽しく、明るくサクサクと読める一冊です。マハさんだから、アートが絡んだ話がやっぱり抜群におもしろい。そしてあとがきが素敵でねえ……元気もらいました。
アイスムさんでは、読者さんに「食で旬を感じてもらう」をテーマに企画させてもらってます。旬って分かってるようで、なかなか実感できずに時が過ぎちゃうように思うんですね。何気なく口にしつつ、頭では「これが今、旬のもの」と分かっているけど、実感体感はできないまま、季節が変わっていっちゃうというか。
今年は重信初江さんを講師にむかえて、旬野菜の漬けもの作りを教わりたいな、と。彼女は料理研究家の中でも特に漬けもの好きとして知られ、ものすごく研究されてる方なんですよ。ビギナーにやさしい、作りやすいレシピをお願いしてあります。
「旬のもの使おう」と決めて台所に立つ時間を設けるのも、いいもんですよ。
メトロミニッツの連載のWEB版ですが、実は内容がちょっと変わってます。文字数制限ないので、WEBはかなり加筆してるんですよ、ここ最近。
埼玉県のいちばん北側、羽生市のBonz farm さん、東京の北千住にある『馥や』さんでいただいて心に残ったんですよ。芯のある味で。香りが強くて。
訪ねたくなりました。
農園主の大貫さん、料理上手だったなあ。彼のメニュー、ぜひご覧ください。
さてグジュさん、元気です。
「気圧すごいよねー……」とでも言ってるかのような表情。よく寝てますよ、毎日。いま5歳ちょいです。
どアップたま子さん。
猫2匹、夏バテもせず元気でおります。私もバテないよう、がんばらねば。
連休最終日、みなさん良い夜をお過ごしください。
それでは、また!