渡辺康啓さんのキュウリサンドイッチ
キュウリの薄切りをたーーーっぷりのせたサンドイッチ。
この夏、何度も作りました。キュウリとハム、マヨネーズのシンプルなサンドですが、輪っかに手切りして塩したキュウリだと実においしく、食べやすくもなる。
料理研究家・渡辺康啓(やすひろ)さんのレシピです。youtubeにレシピがありますよ。ご興味あれば「せせチャンネル サンドイッチ」で検索してみてください。
さて、ちょっと告知させてほしいのです。
『クロワッサン』でコラムをひとつ
発売中の『クロワッサン』卵、鶏、豆腐の特集号。4ページほどのコラムを寄稿しています。
東京は落合にある、小野田豆腐店さんを訪ねました。
大豆のおいしさと丁寧な仕事が伝わってくる豆腐や厚揚げなどがどれもおいしくてね。ご主人の思いや大事にしていられること、そして小野田さんの豆腐で作ってみたものなどを書かせてもらいました。
ぜひぜひ、読んでみてほしいです。
『メトロミニッツ』でコラムを2つ
告知をもうひとつ。
東京メトロの一部の駅で配布されているフリーペーパー『メトロミニッツ』、最新号は薬味特集なんです。毎回「行ってきました、農家さんの台所」というエッセイを書いているのですが、今回は薬味ということで静岡・中伊豆のわさび農家さんを訪ねています。
こちらはWEBでも公開されています!
わさび農家の塩谷さんご一家には本当にお世話になりました。ありがとうございました。昔ながらのものと、現代の感覚で料理されるものとの共存がうれしく、楽しい食卓を拝見させていただけました。
わさび谷、きれいだったなあ。伊豆にはあんな一面もあったのですね。映像では見たことあったけれど、実際の魅力の100分の1も分かっていませんでした。
すばらしい「響き」なんですよ。
そして同『メトロミニッツ』では高知取材も担当させていただけました。
ユズを酢めしにたっぷり使う素敵な郷土料理があるんです。作り方などを、津野町のみなさんに教えていただきましたよ。
そして薬味といえば、高知を代表する郷土料理「カツオのたたき」にも欠かせませんね。高知市内の飲食店で、県民におなじみの薬味のこと、地元のみなさんの食べ方などをうかがってきました。
ああ高知食レポ、本当は記事文字量の10倍ぐらい書きたかった……!!
都内で東京メトロご利用のかたは、見つけたらぜひお手にとってください。
レトルトカレー『ビーフ・ナハリ』
いきなりですが、こちらのレトルトカレー。
おいしかったんですよ。『オレンジページ』がカレー大特集で、スパイシー丸山さんと一条もんこさんが「おすすめレトルトカレーベスト10」を挙げられてたんですが、どちらにも入っていて気になり。
早速買ってきたんです(成城石井で購入)。
ああ、確かにこりゃすごい。レトルトと言われなければ分からないですね。コクもうま味も強いけど、軽さがあるのがいい。すっきり深くて、香りも良くて(追いスパイスも付いてます)。
1つ800円ぐらいしたんですが、損はなし!ってな満足感でした。食べ終えてなんとも、豊かな気持ち。あ、ミニトマトとパセリは私が足したものです。また買おう。
上田淳子さんの夏すき焼き
夏鍋。
和牛切り落とし肉がグーンと手頃で、「よーし、こないだインスタで見かけた上田淳子さんの夏すき焼きをやるぞ!」という気になりました。
トマト、タマネギ、万願寺、牛肉でやられていたのがおいしそうだったんですよー。私はインゲンと三つ葉も足してしまいました。結果的に、大満足。軽くてあっさりしてるのに、すき焼きらしい満足感にあふれて実にいいもんだなと。夏の緑野菜の苦味と割り下、いい相性だなあ。知らなかった。卵は無しでいただきます。
トマトすき焼き、おいしいですよねえ。今半の割り下ストレートタイプを初めて使ってみたんですが、こちらもおいしかったです。
韓国の夏麺『コングクス』
韓国の夏の麺、コングクス。
冷たい豆乳を汁にするんですが、「麺に豆乳かけるだけ」ぐらいのシンプル極まりないレシピから、作り方も本当にいろいろ。白だしでやるレシピが簡単でいいなと思って、試してみました。
うん、アリアリですね。白だし本当に便利。ちょっとゴマ油たらしてもおいしい。豆乳にさらに豆腐を加えてミキサーかけたり、ゆでた大豆を加えてミキサーにかけたりと、いろんな作り方があって面白いんだよなあ、コングクス。コンが大豆、ククスが麺って意味のようです。
私がお世話になってる韓国食材店のオモニは「アーモンドやピーナツすり潰して豆乳に加える」とも。それ、やってみようと思いつつ8月も末に近づいてしまいました……。
トマトとクレソンの味噌汁
そうそう、トマトとクレソンの味噌汁がね、うまかったんだ。「味噌×トマト」って相性がホントにいいですね。特に夏の朝、そう感じます。あの酸味と味噌のうま味の合わさり方! 寝汗かいた体にしみるんだなあ。
久松さんの野菜
どっさり、夏野菜。
茨城の久松農園から久々に取り寄せお願いしたんですよ。週刊新潮の佐藤優氏との対談に園主・久松達央さんが出てらしたんですね。読んだらお願いしたくなりました。
ゴーヤはツナと炒めて、ツルムラサキはおひたし、ササゲはトマトとオリーブオイルと塩で蒸し煮、空心菜は豚とナンプラー炒め、ナスは味噌汁の具に。久松御膳ですな。
おいしくいただきました。農家さん直送の野菜、やっぱり“元気”が違います。
ごちそうさまでした!
久松さんのおいしいキュウリ、ミョウガと塩昆布と軽く揉んでおつまみに。
最近、こういうのばっかり作っちゃいますねえ。瓜(うり)で水分補給も大事。
しらいのりこさんの冷やし茶漬け
そうだ、こんな記事も作ったのでした。
冷やし茶漬けってされますか? 冷たいお茶でやるのもうまいんですよ。ごはん料理の専門家・しらいのりこさんだったらさぞかしおいしいレシピご存じだろうと思って、企画したんです(自分が知りたいことを企画化するのが私の定番)。
アイスムさんが乗ってくれましたよ。写真は鈴木泰介さん。
どれも気に入ってるんですが、中でも好きになったのがアボカドと塩昆布の冷茶漬け。最高なんです………!! ぜひぜひやってみて。
たまには顔出し。
いつも読んでくださる皆様、本当にありがとうございます。
残暑、まだまだ続くようですねえ。どうぞお体、ご自愛ください。そしてコロナ禍が少しでも良い方向にいきますように。医療関係者の方々には心から敬意を捧げます。保健所や、医療者と連携をとられている方々にも。現場はどんなにか毎日体力的にもメンタル的にも、つらいことだとお察しいたします……。