白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

新刊『台所をひらく』&最近の仕事(5/2更新)

 

発売から16日が経ちました、『台所をひらく』(大和書房)。

サブタイトルは「料理の『こうあるべき』から自分をほどくヒント集」、ひきつづきどうぞ皆様、よろしくお願いいたします。

 

私にとって8冊目の本ですが、毎度発売したてって、落ち着かないもんですね。意味なくソワソワしてしまう。。。ははは。

 

おかげさまで、感想などリアクションを様々にいただきました。

 

敬愛のライター、スズキナオさんが『ことさら出版』さんのサイトで書評を書いてくださったんですよ。彼の文章のファンなので、嬉しかったなあ……。

 

この本を買って、手にとって、ページをめくる。それだけでなんだかすごく心地いい。「よりよく生きていこうとしている存在」として自分のことを肯定的に捉えられるような。天気のいい日にシーツを洗濯して干している時とか、植木に水をやっている時とか、そういう瞬間に感じるような気持ちの良さがこの本にはある。

 

kotosara.net

 

歌人の小松岬さんも細かく読み込んでくださり、ブログに感想をつけてくださいました。『名前のない鍋』のことも読んでくださっているとのこと、ありがとうございます。

toudai-gurashi.hatenablog.com

 

自炊料理家の山口祐加さんがvoicyで『台所をひらく』を紹介してくださってます。これまた嬉しいサプライズ、感激でした。

山口さんは若い世代にも人気の料理家さん、感謝申し上げます。

 

voicy.jp

 

5月1日、TBSラジオ「アシタノカレッジ」出演します。

『台所をひらく』のお話をしてきますので、よかったら聞いてください。

 

 

(5/2更新)生放送、出てまいりました。ラジコで聴けます↓

radiko.jp

 

6月、8月と『台所をひらく』関連イベントも決定しました。

また追ってお知らせいたします。

 

各地の友人知人が「近所の書店で新刊、売ってたよー!」なんてメッセージをね、結構送ってくれたんですよ。ちょっとこう……胸が熱くなり。ああ、覚えててくれたんだなって。忘れられてるかと思いきや。

ありがとう。ほろり来たよ。

 

 

絵を買いました。

 

作者はイラストレーターでアーティストの矢田勝美さん。この春まで2年間、『オレンジページ』でコラムを書かせていただいてたんですが、挿絵を担当してくださったんです。

最終回のチャーハンの絵が素敵でね、どうにも気に入ってしまい、思い切って「ゆずってくださいませんか」と頼んだのです。

(実際連絡を取るまで、勇気とふんぎりが要りました……!)

 

快くOKくださって、感謝。

人生の宝物が増えましたよ。

 

グジュも元気です。

寝てる時間、かなり長くなってきました。もうじき6歳。

 

 

最近、リゾットを集中して練習。

これはトヨチーニという抜群においしい椎茸を使ったリゾットで、鶏だしで炊いています。

 

コツ、つかめてきた。

 

◇ここ最近で企画した記事など

www.ism.life

あ、これはアイスムさんの企画記事。「料理に苦手意識を抱えている読者さんたちに、プロの方だって失敗もうっかりもあるんだよ、的なお話をできたら……」的なご意向だったのですが、その瞬間にスヌ子(稲葉ゆきえ)さんの名前が浮かびました。

いや、彼女が失敗をよくする人というわけではなく、失敗やミスをユーモアたっぷりに話してくれる人だと思ったから。

期待どおり(?)、「失敗したっていいじゃないの」と痛快に語ってくださいました。ユーモアセンスあふれるスヌ子さんの励まされるお話、ぜひ読んでみてください。

 

 

www.ism.life

関西人の今井真実さん、体にやさしい、実においしいお好み焼きレシピを惜しげなく教えてくださいましたよ。彼女がSNSにアップされてたお好み焼き写真がバツグンに魅力的で、ぜひ教えてもらいたいと思ったのが発案のきっかけでした。

 

www.ism.life

 

私のテーマのひとつ、「旬を身近に」。スーパーでおなじみの野菜だけど、実は使ったことないものってわりにあるもの。今回はセロリですよ。

1本まるごと使い切れるレシピを井原裕子さんに教わります。料理研究家界の実力者、頼もしい先生なのです。

 

 

crea.bunshun.jp

私のCREAの連載から。

ちんげん菜ってクセがなく使いやすい青菜ですが、「中華炒め以外使えない」という人も多いと聞いて作りたくなった記事です。

おすすめの使い方、あれこれご紹介。

 

www.huffingtonpost.jp

ハフポストの連載、さっきの今井真実さんのお好み焼きを習って、家で復習するうち思い出し、考えたあれこれを書いています。

私にとってはお好み焼きって結構重要な存在であることに気づかされました。

 

TOKYO FM「キュレーターズ」

www.tfm.co.jp

俳優の青木崇高さんが呼んでくださって、4週にわたってのお話。実は昔からつきあいがあるのです。

バイト先が一緒だったんですよ、20年前ぐらいかなあ……よもやま話です。

 

 

 

ああ、4月も終わりますな。

今月で48歳になりました。新刊発売と誕生日が重なり、最近ちょっと食べすぎ飲みすぎ。反省。今週から「しっかりリセット」を心がけてます。

 

それではみなさま、どうぞよい週末を。