白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

新刊『台所をひらく』予約はじまりました

 

4月15日に新刊が発売になります。

『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)というのがタイトル。

 

予約がはじまりました。

 

 

帯つきの写真がこちらです。

 

ずっとね、「料理はきらいじゃないけど、毎日の家事の料理は正直しんどいときもある……」といった人のための本を作りたかったんです。

世の中には料理への愛をうたった本は多いし、最近は家事料理のつらさを訴える本も増えました。だけど、どっちもあって人間じゃないかな、と。

 

 

私も「気分の波」にまどわされて、つらかった時期が長くて。そんなときに助けになった考え方や言葉、気の持ちようをコラムにつづりました。

今でも波のある毎日で、達観なんてぜーんぜんできてないのですが「私だけじゃないんだな」とちょっとでも思えるような本にしたつもりです。

 

また、これまで発表してきて好評いただいたレシピも詰め込みました。私なりの料理愛もあれこれと書いています。

 

帯にありますが、敬愛のスープ作家、有賀薫さんに推薦コメントいただけたのも嬉しく。有賀さん、年度末のお忙しいときにありがとうございました。忘れません。

 

『台所をひらく』、どうぞよろしくお願いいたします!