白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

最近のお仕事と里芋ごはんなど。

久しぶりにこの形が見られました。

グジュもたま子も元気でおります。

 

今週は寒い日が続くようですね、いま小雪が舞い始めました。

 

 

さて、今回は最近のお仕事あれこれから。

 

【新刊】『料理は妻の仕事ですか?』

www.kadokawa.co.jp

 

アベナオミさんのコミックエッセイ『料理は妻の仕事ですか?』(KADOKAWA)、19日に発売になりました。

日々、家の料理が大変でしんどさを抱えているアベナオミさん、そしてお母さん編集さんたちの相談相手として私が作中に登場します。

家の料理を家族全員が「自分ごと」として当事者になっていこう、関わる意識を持っていこう、そのためには全員の自炊力が上がっていくといいんじゃないかな、というような思いでお話させていただきました。

ぜひぜひ、お手に取ってください!

 

名前のない鍋、きょうの鍋

朝日新聞ウィズニュース withnews.jp

 

いろんな方の普段のお鍋を教えていただくシリーズ、22回目。

東京・日野市でNPO活動をされている女性を訪ねました。お子さんには障害があり、噛むのがむずかしいので、煮えた具材を細かくしてミルサーなどにかけていきます。岐阜県洋食店で生まれた大高さん、これまでのこと、これからの思いをうかがいました。

 

『おいしいごはんが食べられますように』

 

ハフポスト www.huffingtonpost.jp

 

西森路代さんとのリレーコラム。前回西森さんが書かれていた小説『おいしいごはんが食べられますように』を読んで、感想を書いています。

食は笑顔や充足感ももたらしてくれるけど、不穏も生みやすい。

前回の芥川賞受賞作です。

 

酒と食のサイト『イエノミスタイル』

www.ienomistyle.com

牡蠣を使ったおつまみレシピを紹介しています。ごく簡単に作れるものを心掛けました。ジョンはちょっと手間かな……でもおいしいので、よかったら。

お酒好き、家飲み好きの方はイエノミスタイルの記事、きっとお好きだと思いますよ。

 

行ってきました、農家さんの台所

オズモール www.ozmall.co.jp

 

フリーペーパー『メトロミニッツ』の連載、「行ってきました、農家さんの台所」。今回は埼玉県・狭山市の里芋農家さんです。白だしで煮て青のりぱらり、いい相性だったな。あとで写真あげてますが、私も炊き込みは毎シーズンやるんですよ。ぜひぜひ。

 

2年ほど続いた連載も最終回、いろんなところに行かせていただいたなあ。起用してくださった編集部に感謝です。そしてコロナの時代に毎回あたたかく受け入れてくださった農家のみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 

先日、訪ねた長野県は松本の風景です。

松本駅からの眺め、息をのみました……! 空気のよく澄んだ日に行けてラッキーでしたね。しかも暖かくて、まちあるきがラクで。空に向かって感謝。

 

旅して帰ってくると、まず欲するのが「自分の味噌汁」です。

 

この日は新玉ねぎとタアサイ(中国青菜、とても使いやすくクセがない)、油揚げのトリオ。いりこと昆布の出汁で、好きなお店の味噌で。

野菜たっぷり入れた自分の味噌汁が好きだ。うん。

 

里芋の炊き込みごはん。

私は味つけ一切なしで、水加減もほぼそのままで炊いちゃいます。なんかね、ホッとする味でね……。ごはん茶碗によそって、黒ゴマぱらり。これがうまいんだ。

 

25日は大寒波襲来とのこと。

どうかおおごとになりませんように。