赤羽の近所に住む大学の後輩Kちゃん、
代休を取れたとのことで昼から遊ぼうと相成りました。
しばらくぶりの再会でしたが、元気そうで、よかった。
定番のこちら、『まるます家』からスタート。
金曜のお昼、めずらしく空いてましたよ。
すぐに入れて、これは幸先がいい。
壁いちめんの品書き、ワクワクしますねえ。
このほかに「今日のおすすめ」欄もあり。
外国の人は日本の文字がびっしり壁に貼られている
この光景をどんなふうに見るんだろう?
飲みものは『まるます家』名物、ジャン酎を。
ジャンボ酎ハイの略です。アサヒの『ハイリキ』1リットル瓶。
今回検索してみたら、ハイリキの発売は1983年ですか。もう33年前。
アテは、うどのきんぴらです。
味つけ、絶妙な塩梅! ああ、テイクアウトしたかった…。
うどの香り、好きだなあ。
タケノコと並んで、春に必ず食べたいもののひとつ。
初ガツオもいただきましたよ。ちょっと高かったな。
さ、サクッと飲んで次に移動です!
おばちゃん、きょうもごちそうさま。
私が勝手にファンでいるおばちゃんが休みでさみしかった。
元気だといいのだけれど。
歩いて30秒、こちらも赤羽の名店『丸健水産』へ。
以前に取材もさせていただきました、
立ち飲みができる、おでんの練りもの屋さん。
うーん…壮観!
うれしくなるねえ。
この日は花冷え、おでんのうまさもひとしおでした。
ニラの入ったこちらのスタミナ揚げ、大好物なのです。
そして欠かせない「ちくわぶ」もオーダー。
関西のかたはこれ、苦手というひと多いですねえ。(;^ω^)
玉子、なんとも染みている!
うれしくてオッサン、ずっとにやにや。
職務質問されなくてよかった。
Kちゃんが飲んでた、こちらの名物「だし割り」。
カップ酒の燗を7~8割ほど飲んだところで、
おでんだしで割ってもらうのです。うまいよ~。
『丸眞正宗』は赤羽と同じ、北区にある小山酒造さんのお酒。
創業は明治11年、当時のこのあたりはどんなだったのかなあ。
小山酒造さんは岩淵町にあるのですが、
宿場町として栄えた地域だったよう。
『丸健水産』、「よそで飲んで来た場合は、お酒1杯のみ」がルールです。
先の『まるます家』もお酒は「ひとり3杯まで」が決まり。
朝から飲めるエリアって、こういう点がはっきりしてますね。
赤羽でも古くから続くお店は、店員さんもみな毅然とされてますよ。
さて、お次はどこへ行こうか。
しばしうろうろ。まだ知らぬどこかに入ってみたい。
「ここ、レコードの聴けるバーなんですよ」とKちゃんが案内してくれました。
『CAFE B‐3』さん、ランチタイムも過ぎてましたが中休みを取らないよう。
おお、早速入ってみよう。寒いしね(笑)。
カウンターに座らせてもらいました。
ホットウィスキーを注文。しばし、あったまりました。
なかなかに素敵なお店でしたよ。
とっても感じの良いご夫婦(かな?)がやられていて、
初回でしたが、なごみました。
小腹が空いたのでお願いしたアンチョビマヨトースト(450円)、うまいっ!
ひと心地つきました。
こちらも1杯で失礼。
ごちそうさまでした、また来ます!
その後、『清水屋』さんでお酒を買い込み、Kちゃんちで飲みなおし。
このお酒屋さん、日本酒、国産ワインなど品揃えがとってもよかった!
お会計の際、おばちゃんが「お花見?」と笑ながら、ゆでたまごを2個くれました。
なんとも……ビックリ。(^o^;)
こういうの、なつかしいですな。
Kちゃんも別に常連というわけではなさそうですが、
気前がいいというか、古風というか。
別の赤羽在中の知人にあとで話したら、
「お菓子をくれることも多いよ」とのこと。
この後、荒川の桜をバスから眺めることができました。
春は車窓が特にたのしいですな。
花も団子も楽しんだ、よい一日でした。