仕事の合間に、清澄庭園に行ってきました。
いやはや、美しい日本庭園で、びっくり。
きょうは食ネタ無しで、日常雑記です。
この池に昔の木船を浮かべたらどんなにいいだろうなあ…としばし想像。歌舞伎の『盟三五大切』に出てくるような小舟を。
もともと紀伊国屋文左衛門の所有していた土地だったと伝わり(一部)、のちに岩崎弥太郎が買い取って造園したそう。大正時代の関東大震災では避難所にもなったとありました。
八重桜も終わりだなあ…。曇り空に、はらりひらりと花びらが。
うーん、「しづこころなく花は散るらむ」なんて思い出しますね。
しばしぼんやり。
周囲には昨日の雨にしおれた牡丹が累々と。
それが一層この花を際立たせていました。
いちめんのシャガ。
シャガって「射干」って書くんですね。むずかしいな。
池には鯉と亀がいっぱい、水鳥もちらほら。
あと、浅いところにはオタマジャクシがおそろしいほどいました。写真撮ったけれど…やめておこう。あれ全部カエルになれるんだろうか。なったらホラーだと思いました。アメンボもいたけど、捕食者ほかにいるのかなあ…。
さて、庭園散歩のあとは仕事で屋形船へ。
いなせな船頭さんは船舶免許もお持ちでした。
東京湾、いつ以来だろう…。
滅多にこっちエリアには来ないのですが、うーん…舳先からダイレクトに湾景を眺めるなんて初めてでした。
ほんの一瞬、ジャームッシュの『パーマネント・バケーション』のラストがだぶって、なんともいえない気持ちに。好きなシーンでした。
と、きょうはここまで。