白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

『さゝま』の生菓子、玉子サンド、しらいさんのカレー、最近の仕事。

とある仕事の帰り、神保町に立ち寄りました。久しぶりだ。

せっかくだし、と『さゝま』の和菓子を連れ帰り。今季初のうぐいす餅です。なんともいい求肥。心に春。

 

www.sasama.co.jp

 

年々、和菓子が好きになってきます。家で緑茶いれて、良いあんこで一服タイム。たまらん……。

 

古書店の店頭でオードリーと目が合い、思わず買ってしまいました。1976年の週刊読売アメリカ映画特集。

開高健氏が「好きな作品を1本」に『サンセット大通り』を挙げててちょっと意外。上原謙さんは『心の旅路』、田辺聖子さんは『成功の甘き香り』。

そして高峰三枝子さん(『犬神家の一族』の松子!)が好きな女優にバーブラ・ストライザンドを挙げてて、驚きました。歌手同士、感じ入るものがあったんでしょうな。

巻頭特集はロッキード事件に関して。しばし読み入る。

 

このところちょっと忙しく、あまり料理できず。

気をつかってくれてるようで、ツレが玉子サンド作ってくれました。とてもおいしい。ありがとうございます。

 

玉子サンドとミネストローネはよく合うことを発見。またやろう。青ねぎ散らしてみたら、違和感ないもんですね。粉チーズも少々プラス。

 

今年もまた「甘平」(かんぺい)を食べられた。ありがたい。

好きなんです、この大きなみかん。粒立ちがとてもいい。

 

ある日の一食。

しらいのりこさんの「大根入りポークビンダルーカレー」を作ってみた。

 

crea.bunshun.jp

サラッと甘酸っぱい食べやすいカレーで、副菜的にも楽しめるなこれは。大根使い切りたいときにもいい。玄米にとてもよく合いました。また作ろう。

 

『のっけて、食べる』、200回目を超えております。よろしゅうに。

crea.bunshun.jp

 

グジュさん元気です。いまはブログ書いてる私の脇でごろごろ。

 

そうそう、『名前のない鍋、きょうの鍋』の最新回がアップされました。

withnews.jp

 

今回は八ヶ岳のふもとに暮らす、72歳の男性がつくる「ケジャンを入れたキムチの鍋」です。料理をはじめたのは6年前、妻さんの言葉がきっかけで家事に近づいた須賀さん。古書店のあるじとして今も現役、そのヒストリーもあわせてお読みください。

 

www.ism.life

「重信初江さんに教わる季節の漬物作り」、冬の章は大根です。野菜を使い切れないとき、浅漬けにする方法を知っていると便利ですよ。飽きないよう、味変アレンジも2パターン教えていただきました。

初江さんのレシピは本当に明快で、料理慣れしてない方に最適に思います。ぜひに。

 

先日作ったバインミー的なもの。

ナンプラーと醤油を1:1ぐらい、砂糖で強めに甘くしたタレにつけた牛肉を焼き、紅白なます、たっぷりパクチーとサンド。タカキベーカリーのソフトなバゲットがよく合いました。

 

来週、久しぶりにラジオに出ます。

また告知しますね。