フタを開けての、香りの良さよ。
豆ごはん、たまらないんだなあ。小さい豆つぶの中いっぱいにコクが詰まって、季節の息吹があって。それらと炊き立て白米の香りが混じる強さ、パンチ、おいしさのインパクト。ああ、ワクワクする。早く食べましょう。
先日「もう出てる!」なんてスーパーでつぶやきつつ購入。しかし……子どもの頃は見るのもイヤだったんですよ(笑)。嫌いだったな、グリーンピース。モノ自体もずいぶん違ったでしょうが、好みが根本から変わりました。
関西で呼ばれる「うすいえんどう」って名前も好きです。
さて、いきなりですが告知をさせてください。
料理雑誌の『オレンジページ』さんが営まれる「ウェルビーイング100」でインタビューしていただきました。
料理をし始めたきっかけ、私の思う自炊力のこと、自炊習慣に至った経緯などをお話させていただいてます。料理を続けるヒントも入ってるんじゃないかな、と。
いまだに『自炊力』を読んで取材してくださる方がある。ありがたいですね。長く読まれますように。
先日、熊本県を訪ねました。
寒かったなあ………!
でも、多くのことを知れて、味わえました。また告知しますね。そのとき、ゴボウ農家さんを訪ねたんですよ。そのときいただいたゴボウがおいしくて、やわらかくて香り高くて。
こりゃあ料理したくなる。さて、どうしようか?
フト思い立って、タコと炊き込みごはんにしました。
大正解!
タコとゴボウを刻んでニンニクで軽く炒め、酒、薄口醤油、塩、みりんちょいでサッと煮て、冷ます。
ごはんと一緒に炊いてみたら、香りがなんともよかった。
「菊池水田ごぼう」というゴボウです。もし見かけたら、試してみて。柔らかくてあく抜き不要、香りのおだやかな、なんとも使いやすいゴボウでした。
お味噌汁は大根葉と大根、油揚げで。
大根の葉っぱ、たまに出合えるとすごくうれしい。
あと、withnewsでの連載も更新です。
鍋料理ってその人となりが出る料理だと思うのですよ。
日本各地で暮らすひとがどんな鍋を食べ、どんな人生を歩んできたのか。これからも追っていきます。今回は神奈川県の湘南・二宮で暮らす三味線のお師匠さんをご紹介。
先日作ったポークソテー。
ちぢみホウレン草を一緒に炒めて、もりもりっと添えました。妙にSNSで反響よかった一枚。
セリをどっさり入れたおすまし、どーにも食べたくなって作りました。
豚ロースをひと口大に切って、昆布だしと大根、ニンジンと煮て酒、みりん、薄口醤油で煮る。仕上げにどっさりセリ入れれば完成です。
うーん、おいしいッ。というか、自分好みの味。
そうそう、話題の映画『ドライブ・マイ・カー』を観てきましたよ。
3時間ぐらいあるんです。映画館で集中して観て、ホントよかった。もうアマプラで配信されてるんだったかな、家だったら途中で絶対何か他のことしてしまうと思う。集中して観るべき内容を持った映画でした。
正直“プロローグ”にはついていけないものを私は感じて心配でしたが、途中からグイグイ引き込まれ、映画に近づいていけて。岡田将生さんのいいシーンがあるんです。車の中のダイアローグとアップの映画的だったこと。プログラム買ったら、「これでやっと俳優と名乗れます」的なことが彼のコメントにありました。
観た人と話したいなあ。
あ、そうだ。
先日の熊本出張の折、菊鹿ワイナリーに寄ることができたんですよ。うれしかったなー、ここのワイン大好きなのです。
この話はまた、どこかで。
オミクロン拡大中、どうか引き続き皆様もお気をつけて。