白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター、コラムニスト。暮らしと食をテーマに執筆しています。

駒場東大前『party』で酒器展が開催中

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気がついたら「そごう」のビニール袋にグジュが入っていました。居心地いいのかな…。

さて本日は、駒場東大前へ行きますよ。

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毎度お世話になっているうつわギャラリー『party』、酒器展の初日でした。1993年からつづくこちらのお店の名物企画。

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今春の作家陣は小泉敦信、清水なお子、高田谷将宏、平松壮、長谷川奈津、芳賀龍一、八田亨、村木雄児、富山孝一の各氏。

 

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個性ゆたかな酒器がずらりと揃って、なんとも楽しく、酒心くすぐられる眺め。

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初日打ち上げに混ぜていただきました。岐阜・中津川の『三千櫻』を手みやげに。

オーナーの坂根さよみさん愛用の酒器をいろいろ試せるというのも嬉しく。酒器は触って唇にあてて感じて、ナンボですねえ。

 

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今回も出品されている、芳賀龍一さんの片口。ライト色が混ざってしまい分かりにくいのですが、素敵な色合いだったな…。はげしく惹かれましたが、これは坂根さん私物なのです(笑)。

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その芳賀さんご本人。

とても爽やかで優しげなかたでした。それでいて作風は力強くもあり、ときに枯淡の風合いもあり。陰影に富んだ世界があって、引き込まれましたよ。

初日は清水なお子さん以外は在廊。作家さん同士のやきもの話を隣で聞いているだけで、実に楽しい。詳しいことは何も分からないんですけどね。

そしてみなさん、お酒強いなあ。もっと持ってくればよかった。

以前から作品のファンだった、八田亨さん、村木雄児さんと乾杯できて、幸せでした。

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坂根さんのご友人、久保緑さんのおつまみが美味。薄味なのにきちんと肴になる。

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豪華なちらし寿司は、坂根さんのお母様のお手製。うまいよう。。。

坂根さん、ありがとうございました。

さてと。

 

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先の芳賀さんの片口と、

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村木雄児さんのぐい呑みを連れ帰りました。

じっくり使い込んで、なめらかに育てたい。

酒器展は、24日まで。

 

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こらこらァ。