白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター、コラムニスト。暮らしと食をテーマに執筆しています。

法師温泉、二日目。

f:id:hakuoatsushi:20171204152639j:plain目覚めてすぐそばに障子(しょうじ)がある、というのはいいもんですな。

法師温泉、二日目です。きょう帰るんですけどね。

 

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外に出れば、うっすらと雪が。

 

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しばし朝散歩です。

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雪の道に下駄の跡。

 

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宿に戻れば、玄関脇の部屋で番頭さんが炭をおこしていました。日課なんだろうなあ。

 

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煙と暖気がここから上部に抜けていきます。 

f:id:hakuoatsushi:20171204153358j:plainさて朝食をいただいて、

 

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部屋に戻り、

 

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ゴロリ。

畳の上に寝そべるの、気持ちいいなあ。時折ものすごく畳の感触が恋しくなります。

ガスヒーターが2台ついているので、まったく寒くもなく。そして障子の冷気遮断能力はやっぱりすごい。

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 帰りのバスが出るまで、こたつの温かさを楽しみました。しばし寝落ち。

いい一泊旅行だった。

 

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館内には篠山紀信さんの色紙もあります。

 

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さあ、バスが来た。

帰る前にもう一度山のほうに行って、深呼吸してきました。

空気がうまい、空気がうまい。何度も思ったな。

さようなら、法師温泉

 

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 猿ヶ京停留所そばにあったお酒屋さん、一枡屋(いちますや)

地酒と、隣県である新潟の酒の品揃えが素晴らしかったです。「これを紹介したいんだ!」というイズムが感じられてくる。日本ワインにも力を入れているようで、カーブドッチのセレクトはかなりの充実ぶり。

よろず屋さんになっていて、生鮮から日用品まで置いてあります。お惣菜の自家製コロッケ、うまかったなあ。もっと買ってくればよかった。

 

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帰りの後閑駅でSLに遭遇。

あの大きな汽笛を聞けて、うれしかった。

 

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二日間ともよく晴れてくれました。

 ありがとうございました。