目覚めてすぐそばに障子(しょうじ)がある、というのはいいもんですな。
法師温泉、二日目です。きょう帰るんですけどね。
外に出れば、うっすらと雪が。
しばし朝散歩です。
雪の道に下駄の跡。
宿に戻れば、玄関脇の部屋で番頭さんが炭をおこしていました。日課なんだろうなあ。
煙と暖気がここから上部に抜けていきます。
さて朝食をいただいて、
部屋に戻り、
ゴロリ。
畳の上に寝そべるの、気持ちいいなあ。時折ものすごく畳の感触が恋しくなります。
ガスヒーターが2台ついているので、まったく寒くもなく。そして障子の冷気遮断能力はやっぱりすごい。
帰りのバスが出るまで、こたつの温かさを楽しみました。しばし寝落ち。
いい一泊旅行だった。
館内には篠山紀信さんの色紙もあります。
さあ、バスが来た。
帰る前にもう一度山のほうに行って、深呼吸してきました。
空気がうまい、空気がうまい。何度も思ったな。
さようなら、法師温泉。
猿ヶ京停留所そばにあったお酒屋さん、一枡屋(いちますや)。
地酒と、隣県である新潟の酒の品揃えが素晴らしかったです。「これを紹介したいんだ!」というイズムが感じられてくる。日本ワインにも力を入れているようで、カーブドッチのセレクトはかなりの充実ぶり。
よろず屋さんになっていて、生鮮から日用品まで置いてあります。お惣菜の自家製コロッケ、うまかったなあ。もっと買ってくればよかった。
帰りの後閑駅でSLに遭遇。
あの大きな汽笛を聞けて、うれしかった。
二日間ともよく晴れてくれました。
ありがとうございました。