白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

菜の花、ホタルイカ、春キャベツ。四月へ。

f:id:hakuoatsushi:20200402223447j:plain

歩いて10分ちょいのN書店さん。

本を買ってポイントをためると、手づくりの野菜をくださるんです。菜の花は5ポイントだそうな。ハリのある、いい菜の花だったなあ。

 

青菜類は調理する前、冷水に20分ぐらいつけておくといいですよ。食感がグンとよくなる。ぜひやってみてください。

 

今回もこのごろの自作メモを。

しっかり食べて、しっかり睡眠。今まで以上に心がけております。

 

あ、もちろん手洗いも。

とにかく有効なのは、石鹸でしっかり手洗いと聞きますね。

ツイッターに流れてきた「トウガラシを触ってしまった後、コンタクトレンズを入れるような気持ちで手洗いを」という表現に唸りました。

 

 

f:id:hakuoatsushi:20200402223640j:plain

 ホタルイカとキャベツのショウガ炒め。

 

ホタルイカは目をとっておきます。

数匹を細かく刻んで、ショウガのせん切りたっぷりと一緒に油で熱してから、大きめに切ったキャベツ入れて軽く焼きをつけ、残りのホタルイカを加えて酒、塩少々。

パスタに合わせようと思ってたのに、おつまみにして全部食べてしまった…(笑)。

 

f:id:hakuoatsushi:20200402223734j:plain

 カキとトマトの鉄板焼き。

 

厚く切ったトマトを両面焼いて、チンチンに熱くなったところでカキを加えて蒸し焼きに。大きなカキだったので、ひっくり返して両面1分半ぐらいずつ焼きました。最後に気持ちふり塩。

 

これだけでじゅうぶん。

 

うまかったなあ……広島・クニヒロさんの「春のみるく牡蠣」、近所のスーパーがたまに入れてくれるんです。ぷりっと大きくて値段も手ごろで。また来シーズンを楽しみに。

 

f:id:hakuoatsushi:20200404095420j:plain 

トマトとカキからでた汁がもう最高でね、ごはん入れて吸わせて、最後のひと粒まで楽しみました。ちょっと余ってたアスパラも刻んで入れて。

 

 

f:id:hakuoatsushi:20200402224037j:plain

舞茸と春キャベツたっぷりの具だくさん汁。

 

半額になってた鶏ひき肉(モモ)、思わずカゴに入れてしまいましたが、さてどうしたものか。こういうときは、とりあえず煮てアクをとりスープにしてしまいます。酒少々。

その鶏スープで舞茸と野菜類(あまってたもの全投入、白菜、大根、ニンジン、アスパラ)、そして舞茸と春キャベツを一緒に煮たら………思わず声が出るおいしさに。薄口醤油と酒ちょいでおすまし。

 

また作ろう。

 

f:id:hakuoatsushi:20200402224151j:plain

グジュさん元気です。

 

大変どうでもいい情報かとは思いますが、こんなキリッとした表情は滅多に撮れません。

 

りりしいぞ、グジュ。 

 

f:id:hakuoatsushi:20200404094126j:plain

花を買ってきました。

卒業式に謝恩会、入学式やら縮小や中止が続き、花屋さんも大変です……。

 

いや、どこの業界も本当に大変。

 

切実な声は日々増えるばかり。 

 

せめても、小さなことでも。

 

 

花屋さんを応援したく、前倒しで母の日のギフトも注文しましたよ。各方面に「お母さん」がいる私。渋谷の母、仙台の母、大阪の母、おたのしみにー。

 

 

f:id:hakuoatsushi:20200402224746j:plain

ホタルイカ、ふたたび。

 

菜の花とスパゲッティに。

 

ニンニクを刻んで軽く熱して、菜の花入れて軽く焼きつけて、ホタルイカ、パスタのゆで汁、 酒少々、塩、魚醤とバターちょい。仕上げに黒コショウひきます。

 

 

f:id:hakuoatsushi:20200404094859j:plain


連れ寝するうちの猫。

 

 

どうか感染拡大が最小限でありますように。

よりよい支援が広がり、たしかに必要な方々のもとに届きますように。

 

自分なりにできることを探しつつ。