白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

久しぶりのピカタ、ゆきわりにんじんジュース。

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困ったな。
ツレ弁の材料、何も用意してませんでした。祈るような気持ちで冷凍庫をあされば…ジュラ紀ぐらいの深さから鶏むね肉を発掘。

よし今日はピカタだ!

しらいのりこさんの本においしそうなレシピがあったはず! 『ほぼ ごはん弁当』(家の光協会)をひもとき、卵を溶く。この衣においしいひと工夫があるんですな。

しかしピカタ、作るの久しぶり。昭和21年生まれのうちの母、多分一度も作ったことないような。ちなみにピカタ、豚や鶏肉に小麦粉はたいて、卵液をくぐらせて焼いた料理のこと。元はイタリア語のようですね、日本にはいつごろ入ってきたんだろう。

さて他に、なんちゃってレンコンきんぴら(照り焼き汁を作って、冷凍レンコンを焼きからめただけ)、作りおきしてたピクルスを詰めて完成。ちょっと食物繊維増やしたくて、ごはんに海苔をはさみました。別タッパーでブルーベリー。

外はもう28度か。きょうの東京、最高気温37度とかホントなんでしょうかね…。

 

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これは昨日の夜ごはん。

豚うす切り肉を焼いて、キムチとトマトと一緒に食べるとホントにおいしい。豚はニンニクとコショウだけで焼きます。塩味はキムチだけでじゅうぶん。これをさらにレタスで巻いてもいいですよー。サラダつくる手間も省いてしまうという(笑)。

新潟の恵み

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ファンなんですよ、ゆきわりにんじんジュース

新潟県弥彦村というところの名物です。秋に収穫せず、雪の下で冬越えしたにんじんでつくられています。おだやかな甘さでとても飲みやすい。朝の一杯にいいですよ。

枝豆農家さんの取材で弥彦村に行ったとき知りました。ちなみに弥彦村には、彌彦神社というとても美しい神社があります。いつかまた訪れたい。

 

そうそう、このツイートに感じ入りました。ちょっとメモ。

 

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今朝、四時半ぐらいの月。大きくてなんとも見事だったなあ。