白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

郷土の食、健康と食をテーマに書いています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『にっぽんのおにぎり』『にっぽんのおやつ』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)。2016年10月に『にっぽんのおかず』が発売になりました。3部作完結!

ごくごく私的な、仙台スナップ

f:id:hakuoatsushi:20170623125833j:plain

仙台駅、新幹線のホームより。

地元新聞社のかたがお招きくださり、講演のお仕事でやってきました。

そのことはまた明日つけるとして、ちょっと写真メモを。仙台は、6歳から12歳までを過ごした思い出の地なのです。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623130505j:plain

駅を出てすぐ右側の風景。

パルコのあたり、昔は別ビルで、上に大きなウィスキーのネオン看板がありました。オン・ザ・ロックをかたどったネオンで、数秒経つとグラスの氷が1つ消え、また1つ消えするんですね。それを眺めるのが好きでした。

この日はけっこうな雨、ちょうど梅雨入りだったよう。

 

スーパーマーケット探訪

 さて、仙台駅の近くにはスーパーのイオンがあります。毎度ながら、旅に出たらスーパー観察。スーパーにおける「宮城らしさ」、いくつか発見できました。

 

  • この時期といえばやっぱりホヤ。鮮魚売り場にドーンとコーナーがあって、県産マボヤが山盛りに。1個98円なり。
  • やっぱりスジコが多く並べられてますね。こういうの見ると東北に来たな、と思います。
  • 松前漬が棚3段にわたって売られている。平常量のよう。こっちの日常的な消費、多そうだな。
  • 肉売り場、やっぱり牛タンが焼き肉用に売られてるもんですね。これは私がいた頃にはなかった文化。90年代から牛タン店は増えていきました。ちなみにほぼ外国牛。
  • 味噌売り場、ドーンと仙台味噌推しかと思いきや、2つのみ。構成比は関東と変わらない。あとでデパート2店まわったら、こちらは仙台味噌をちゃんと特産品として推してました。
  • 米売り場、ササニシキがあってうれしい(1メーカーのみ)。私はいわゆる団塊ジュニア世代で、子供のころ「宮城=ササニシキの産地」でした。いまでは「ひとめぼれ」が多くつくられており、ここの米売り場でもシェアトップ。泊まったホテルの朝食ごはんも「ひとめぼれ」でした。
  • この時期でも水耕栽培セリ、売っている。

私がいた頃からあるもの

暮らしていたのはもう30年前。

そりゃ、まちも変わります。だからこそ、変わらないものがあるのは嬉しい。これは、ある程度の年齢にならないと分からないことなんでしょうな。

まちづくりのできる人、そういう権限のある人は、「変わらないことの尊さ」を知っている人であってほしい。

今回歩いて見つけた、私がいた頃からあるものもの。一番町通りを中心に。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623131911j:plain

フォーラスの道向こうにある『かに本家』、ここはずっとある。入ったことはないのだけれど。隣が東映の映画館だったけど、今はディズニーショップです。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623132156j:plain

一番町にある、『江陽写真室』わきのマリリン・モンロー

 

f:id:hakuoatsushi:20170623132437j:plain

仙台で果物屋さんといえば『いたがき』です。昔は串ざしのパインとか売ってたような。雨が強くなってきて、ずいぶんと暗い写真ですがお許しを。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623132546j:plain

焼肉の『バリバリ』。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623132637j:plain

このスーパーも古い。昔はこのわきに『三銃士』というクレープ屋さんがあり、よく食べたもんです。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623132725j:plain

この喫茶店もずっとあります。お店の人とちょっと話したら、40年ぐらいは営業されているそう。調べてみたら大きなグループなんですね。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623132929j:plain

三越脇のロッテリア

まだあるんだなあ…いやはや、小学1年生のときに母親に連れてきてもらって嬉しかったの覚えてます。三角形のピザサンドみたいなのがうまかったんだよな。

一番町通りは古いお店がそこそこ残っていますね。

ホッとします。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623133131j:plain

一番町通りの端にある『梅原鏡店』、昔の記憶のまま。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623133253j:plain

梅原鏡店を背にして、向こうに見えるのが仙台の市役所です。

このあと、三越地下をうろうろ。『魚河岸惣菜 辰』という店の焼き魚やら揚げ魚がえらいおいしそうで参りました。あれこれ買いたかったけれど、このあと新聞社のかたと会食なので、ジッとがまん。今度はここの弁当を帰りの車中用にしよう。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623133823j:plain

このお茶屋さんも昔のままだなあ。

あ、三越から藤崎のほうに歩いてきてますよ。これで分かる人は仙台通。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623133921j:plain

ずんだも時代と共に変わりますな。

ずんだ、すっかり全国的に有名になりました。一応説明しておくと、枝豆をすりつぶして砂糖で甘くしたものです。これ、ゆでてから身を出して、薄皮をむくのが面倒なんですよ。たっぷり作ってる人を見かけると、えらいなあ…と思います。もともとはお盆につくるもので、秋のお彼岸ごろまで食べられていたよう。

 

f:id:hakuoatsushi:20170623134040j:plain

顔ハメブーム、笹かまぼこも乗じておりました。

鐘崎は仙台で有名な笹かまぼこメーカーのうちの1つ。

ああ、青葉の仙台をお見せしたかったんですが、残念!

 

f:id:hakuoatsushi:20170623140121j:plain

夜にいただいたお食事のひとつ、白石温麺(しろいしうーめん)、宮城名物のひとつで短めの素麺といいますか。久々にいただきました。

主催のみなさま、ありがとうございました。

明日は講演、がんばります。