白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター、コラムニスト。暮らしと食をテーマに執筆しています。

実山椒仕事、ケール入り麻婆茄子、行者ニンニク醤油漬けなど

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ああ、出ましたね、山椒の実が。

うちのほうのスーパーでもようやく並びました。1パック298円、2つ購入。録画消化しつつ小枝をとって、のんびり実山椒仕事。土曜の昼過ぎ、そんなことをしようという気持ちになれました。ちなみに池内淳子がマドンナの『寅さん』を観つつ。

 

実だけにしたら熱湯で10分ゆでて、1時間ちょい水にさらす。その間に2~3回水を替えて。乾かして、冷凍します。さてどう使おうか、小鮎なんか炊きたいぞ。

 

 

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ある日の昼食。

オクラをどっさりいれたカレーを作りたくなったんですね。カボチャと厚揚げをつれ合いにしました。マスタードシードとカルダモンきかせて。

 

我ながらうまい。自分が食べたいものを食べたいときに作れる、自炊力の良さです。

 

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大阪・箕面ビールのレモンピルスナー

よく晴れた五月の終わりにぴったりな爽快さ………ぐいぐい飲んじゃうな。多くの人に好まれそう。毎度ながら、ボトルデザインもいいですねえ。

 

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近所のスーパーで身の「パチン!」としたコチが売られてて、素通りできず。580円。

 

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カルパッチョにしました。

バルサミコバルサミコ、塩、オリーブ油、パセリでいただきましたよ。

 

 

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ケール入りの麻婆茄子。

ぷりっと大きいナスが手に入りやすくなりました。たっぷりのショウガをかなり粗く刻んで油で熱し、合いびき肉を細かくほぐさず焼きつけて、ゴロッと切ったナスを入れて酒、フタして4分ぐらい蒸し焼きに。

赤味噌(かなりビターなこげ茶色タイプの味噌)、豆板醤、みりん、醤油で味つけ、そこにケールをたっぷりと。沸かしてとろみつけて、最後にゴマ油。花山椒を挽いて完成です。今回はキリッと辛めに仕上げました。

 

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うーん……ケール入れるのいいですね。苦味がよく合う。またやろう。

 

ケール置くところも増えましたね。数枚でけっこうな値段取るのもありますが、近所の農家さんが育てた、たっぷりひと束170円が近くで買えるんです。ありがたや。

 

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「豚肉を焼いて、行者ニンニクの醤油漬けをのせると止まらない」

 

作家の井上荒野さんがそう書いてて、真似したくなり。

 

ああ………ホント止まらん! 行者ニンニクの醤油漬け、色が黒ずむのが嫌で、佐賀で買ってきた透明醤油に薄口醤油合わせたものに漬けました。他にどう遊んでみようかね。

 

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大好きな『うちゅうブルーイング』と豚の焼いたの、パンチがきいたもの同士でもうね………最高でした。うまいなあ、うちゅう。大人気ですね、近くのビストロさんが仕入れて販売されてて、運良く手に入りました。

 

幸せな午餐。

 

 

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我が家のアジサイ、色づいてきました。

『ダンスパーティ』という名のアジサイです。

 

 

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それでは、また。

 

第二波が来ませんように。