白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

栃木『うしとらブルワリー』工場開放イベントへ

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はじめて降りました、東北本線自治医大駅

ここは栃木県下野市、『うしとらブルワリー』の工場開放デーにやってきましたよ。

先日、西川口のクラフトビアバー『cariage』でこちらのビールに出合い、いっぺんでファンになったのです。

もともと『うしとら』というビアバーが下北沢にあり、オリジナルビールを醸造すべく2014年にブルワリーを立ち上げたのだとか。まだ出来て3年目なんですねえ。

 

※最初にうしとらブルワリーのビールを飲んだ日のブログ

フェイスブックでブルワリーのアカウントがあったのでフォローしていたら、「ビール祭り開催するよー」とイベント告知。こりゃ見逃せない。

 

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駅からブルワリーまでは徒歩10分だそうな。道の途中には畑が広がり、暑さにめげず里芋が葉をのばしていました。

 

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栃木名物・カンピョウの原料となるユウガオという野菜もたわわに。ユウガオ、円筒型に生る種類と、こんなふうにダルマっぽく生る2種があります。カンピョウの原料はこのダルマ型。1つがおっきいんですよ、ビーチボールぐらいはあるかなあ。

 

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畑のそばには栗の木も。

 

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さあ、着きました!

 

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おお、4種類開いてます! しかも1杯500円!

この値段であれこれ体験できるのが嬉しい。現地ならではですねえ。空いたらまた次のを繋ぐとか。楽しみだあああああ。

 

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さあ、乾杯!

あれこれ試した結果、『百花繚乱ラガー』というのが抜群に好みでした。残念ながら今年分はもうハケてしまったよう。来年また出合えますように。

 

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場内にはフードブースもありました。小山市にある『Cafe Q』さんが出張営業。

 

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Qさんの揚げもの、うまかったなあ。じゃがいもの素揚げ、夏のビールのアテにホント最高ですね。

 

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お店の人にすすめられたのがこちら、フライドチキンオーバーライス…だったかな?

思い出して今、もう一度食べたくてたまりません。

 

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DJブースのお兄さん、いい表情でしょう? このとき、場内には山下達郎が流れていました。夏でうしとらビールで達郎で。ああ…来てよかった。俺、しあわせだった。

 

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さあ、工場見学タイム!

いい感じに皆できあがっているので、知らぬ同士が会話したり、質問も気後れせず盛んに発したり。いいもんですな。

 

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案内してくれたこちらのスタッフさん、すごーく楽しいトークをされる人でした。トラトさん、とおっしゃったかな。ありがとうございました。

 

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場内にはプールもあったんですよ。

私は入らなかったけど、たまに頭から水をかぶって涼みました。最初は入る人少なかったけど、飲んで陽気になるにつれ入る人続出。子どもたちは大喜び。

 

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これは『ほとぽっぽエール』だったかな、原料にハト麦が使われているそう。プールを隣に、たまに吹く風がなんとも気持ちいい。

 

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ここのDJさん、分かってましたねえ…「オヤジの心のつかみ方」を。達郎ではじまり、だんだんと客の年齢層にあわせてくるんです。サザンの『勝手にシンドバッド』から中原めいこ『君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。』(名曲!)、そしてマドンナの『Like a virgin』へと続く流れのなんとも見事だったこと。

会場内の見知らぬ酔っぱらい40~50代がみんなそろって「ライク・ア・ヴァージン~Hey!!」と声をそろえたとき、私は感涙にむせびました。

 

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スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ありがとうございました。とっっっても楽しかったです。

 

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これらがビールになった頃、また来たいなあ。