ここは栃木県下野市、『うしとらブルワリー』の工場開放デーにやってきましたよ。
先日、西川口のクラフトビアバー『cariage』でこちらのビールに出合い、いっぺんでファンになったのです。
もともと『うしとら』というビアバーが下北沢にあり、オリジナルビールを醸造すべく2014年にブルワリーを立ち上げたのだとか。まだ出来て3年目なんですねえ。
※最初にうしとらブルワリーのビールを飲んだ日のブログ
フェイスブックでブルワリーのアカウントがあったのでフォローしていたら、「ビール祭り開催するよー」とイベント告知。こりゃ見逃せない。
駅からブルワリーまでは徒歩10分だそうな。道の途中には畑が広がり、暑さにめげず里芋が葉をのばしていました。
栃木名物・カンピョウの原料となるユウガオという野菜もたわわに。ユウガオ、円筒型に生る種類と、こんなふうにダルマっぽく生る2種があります。カンピョウの原料はこのダルマ型。1つがおっきいんですよ、ビーチボールぐらいはあるかなあ。
畑のそばには栗の木も。
さあ、着きました!
おお、4種類開いてます! しかも1杯500円!
この値段であれこれ体験できるのが嬉しい。現地ならではですねえ。空いたらまた次のを繋ぐとか。楽しみだあああああ。
さあ、乾杯!
あれこれ試した結果、『百花繚乱ラガー』というのが抜群に好みでした。残念ながら今年分はもうハケてしまったよう。来年また出合えますように。
場内にはフードブースもありました。小山市にある『Cafe Q』さんが出張営業。
Qさんの揚げもの、うまかったなあ。じゃがいもの素揚げ、夏のビールのアテにホント最高ですね。
お店の人にすすめられたのがこちら、フライドチキンオーバーライス…だったかな?
思い出して今、もう一度食べたくてたまりません。
DJブースのお兄さん、いい表情でしょう? このとき、場内には山下達郎が流れていました。夏でうしとらビールで達郎で。ああ…来てよかった。俺、しあわせだった。
さあ、工場見学タイム!
いい感じに皆できあがっているので、知らぬ同士が会話したり、質問も気後れせず盛んに発したり。いいもんですな。
案内してくれたこちらのスタッフさん、すごーく楽しいトークをされる人でした。トラトさん、とおっしゃったかな。ありがとうございました。
場内にはプールもあったんですよ。
私は入らなかったけど、たまに頭から水をかぶって涼みました。最初は入る人少なかったけど、飲んで陽気になるにつれ入る人続出。子どもたちは大喜び。
これは『ほとぽっぽエール』だったかな、原料にハト麦が使われているそう。プールを隣に、たまに吹く風がなんとも気持ちいい。
ここのDJさん、分かってましたねえ…「オヤジの心のつかみ方」を。達郎ではじまり、だんだんと客の年齢層にあわせてくるんです。サザンの『勝手にシンドバッド』から中原めいこ『君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。』(名曲!)、そしてマドンナの『Like a virgin』へと続く流れのなんとも見事だったこと。
会場内の見知らぬ酔っぱらい40~50代がみんなそろって「ライク・ア・ヴァージン~Hey!!」と声をそろえたとき、私は感涙にむせびました。
スタッフのみなさん、おつかれさまでした。ありがとうございました。とっっっても楽しかったです。
これらがビールになった頃、また来たいなあ。