白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

春キャベツとユズの肉うどん、骨付き鶏と新玉ねぎのスープ。

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なんだか無性に食べたくなった、春キャベツときざみ揚げをたっぷりと入れた肉うどん。ユズを最後にのせて香りづけ。春のものと冬の香りの同居ですが、なんとも良い取り合わせになりました。

 

肉うどんといっても、豚を使っています。一度別に熱湯でしゃぶっとさせてからつゆに加えますよ。

1 うどんつゆ作る

2 キャベツとお揚げさん加えて煮る

3 別鍋で湯通し軽くした豚肉加えて煮る

4 薄口醬油、濃口醤油少々、酒、みりん、塩で調味

ってな感じ。最後に細切りにしたユズを多めにのせて、完成です。うまかった……と自画自賛。また作ろう。ちなみにうどんは冷凍のをチン、これでだいぶラクチンになる。テーブルマークの『丹念』を愛用しています。

 

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こちらは先日また無性に食べたくなって作った、骨付き鶏と新玉ねぎのスープ。

 

1 鶏を塩・黒コショウひいて揉み、20分ぐらいおく

2 鍋に水と鶏を入れて、ことことやさしく25分ぐらい煮て一度出しておく

3 鍋に新玉ねぎ入れて15~20分ぐらい煮る

4 鶏をもどして味見、塩、薄口醬油で調味

 

ってな感じです。ゆでて保存してあった小松菜が残ってたので添えたら、かなりよく合いました。ああ、これこれ。このスープが飲みたかったんだ……と体喜ぶ。ディジョンマスタード添えてもいいですね。新玉ねぎと鶏のだし、実にうまい。

 

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3月2日、台風のような変な天気でした。寒くはないのに雨風が強くて、風の吹きようも妙に気ままで。天府のエアコンがいかれている感じ。「気圧のせい」で体調が変といった書き込みがSNSには散見されました。

 

冬散らしの強風で春がグンと近まるんでしょうかね、読めない感じだ。コロナも吹き払ってくれまいか。