先日作った、マイタケと栗とベーコンの炊き込みごはん。きじまりゅうたさんがインスタに上げられてて、真似したくなりました。鍋に味の秋がぎゅうぎゅうと詰まってて、いいもんですな。
ゴマ油にオイスターソースがちょっと入って、中華風なんですよ。こんなトリオ&味つけ思いつくなんてやっぱりプロは違うなあ……と感じ入った次第。
ちなみにベーコンは越塚さんの。池袋東武に入ってるの知らなかったな。最近池袋に縁ができたので、ちょくちょく買っています。
うちのわりと近くに、「ミスターギョウザ」なるギョウザ専門店があるんです。
ここのが皮もっちり、中身みっちりで、うまいのですよ。それでなおかつ、値段は手頃。ありがたいんだなあ……最近よくお世話になっております。
まあまあうまく焼けたかな?
青森に暮らす父からリンゴが届きました。
箱を開けた瞬間に漂う、いい香り。
いつもありがとうございます。
近所のスーパー、今年も高知産の四方竹を入荷してくれて嬉しい。
あちらでは秋の訪れを告げるもの。関東ではなじみのないものですが、煮もの、炒めものにいいんですよ。私は味噌汁に入れていただくことが多いかな。
見かけられたら、ぜひ。
さて、先日長野の松本市に行ってきました。
ちょうど紅葉がいい頃で、眼福。
しばしスナップをご覧ください。
松本市街からバスで15分ぐらいだったかな、松本民芸館を訪ねました。入口に咲いていた菊がね、なんとも見事でしたよ。
松本民芸館、うつくしいもの、素晴らしいものがいっぱいでした(館内、撮影可というのにも驚き)。民芸好きにはホント、たまらない空間で。そう、民芸ですから各国の食にまつわるものもたくさんあり、引き込まれました。
日本だけでなく、世界の民芸品も数多く収蔵。こちらはスペインの薬味壺とな! どんな薬味が入っていたんだろう。しばし想像。
これらの品々を蒐集し、建物ごとすべてを市に寄贈した丸山太郎というひとを、私は不勉強ながらはじめて知りました。自身も工芸家で意匠家でもあり、その作品も収蔵されていましたが実に見事なもので。民芸運動にも活発に参加したよう。とても興味をひかれたので、何か彼に関する本を読んでみようと思います。そうそう、ご実家はまだ松本市内で営業を続けられている、あの有名な「ちきりや工芸店」なのですね。
館のとなりはブドウ畑。山々が見えるのもいいですね。
そして美ヶ原温泉郷に一泊。
なんとも柔らかで、穏やかな泉質で、思い返すとまた首のあたりがゆるりほぐれてくるような。浸かっているうち、名人上手にお燗づけされてるみたいな心持になりましたよ。ふわっと、体が、気持ちがとろけていく。
泊まったのは、『旅館 すぎもと』。Facebookでフードライターの甘利美緒さんが書かれてきて、なんとなく気になったんですね。食事がおいしそうというか、酒飲みにうれしいアテいっぱいな感じがしてね。
まさにビンゴでした。
キノコあれこれ、生落花生、栗、信州サーモン、馬肉刺し、イワナ、お漬物………どれも忘れがたく。「こーいうのでチビチビつまみたかったんだよー!」と叫びたくなりました。
地酒類も居酒屋ぐらいの値段設定で、「お酒好きに楽しんでもらいたい」という心意気が感じられて。ああ、また行きたくなってきた……(笑)。
ご主人お手製・シメのお蕎麦は限定のようですが、運良くありつけました。ひと組一枚のみ。最後をキリッとしたお蕎麦で閉じられるの、いいですねえ。この後にまた温泉にざぶっと入ってから、大満足の就寝……。
こんな通路を歩いて食事処へ。本館と別館が地下道で繋がってるんです。
地下道の上はこんな感じ。
館内はあちこちにお花が。
いいもんですねえ。
旅館の近くをうろうろ。
近くに味噌・醤油蔵があって、『旅館 すぎもと』さんはこちらのを使用されていました。嬉しいですよね、すぐ近所の、地場の味噌醤油を味わえる。そうそう、朝ごはんには朴葉味噌も出たんですよ。干しキノコと一緒に炙り味噌を味わうなんて趣向で、ごはんが実に進みました。いや、朝酒はさすがにしていません(笑)。
翌日もまあいろいろ食べて飲んだんですが、それはまたの機会に。
松本ブルワリー、長野県産ナイアガラを使用した「グレープエール」がめっちゃ好みでした。市街にあるタップルーム、旅されたらぜひとも訪ねてみてください。