白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター、コラムニスト。暮らしと食をテーマに執筆しています。

エンダイブでハリハリ鍋を

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エンダイブって野菜、ありますな。

食感がしっかりしていて、ほどよい苦みのある葉野菜。サラダでおなじみですけど、私これ食べていて「ハリハリ鍋にしたらいいだろうなあ…」とフト思ったんですね。

 

三連休の中日に、早速やってみました。

 

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結論:すごくよかった

いやー、実によく合います! エンダイブ×ハリハリ鍋。

ハリハリ鍋は関西の料理で、カツオと昆布のだしに薄口醤油、酒、みりん、塩少々のおつゆでベースをつくり、本来はクジラ肉と水菜でいただく鍋料理。

エンダイブのほろ苦さとカツオが香る醤油のつゆ、なんの違和感もなくマッチする。だしはしっかり濃いめにがポイント、ここをケチるとおいしく仕上がりません。

 

食材事典をひいてみれば、エンダイブって幕末にもう日本に入ってきてるんですね。古代エジプトでも食べられていたというから、古い野菜だ。生食以外にも煮て食べた記録があるそうです。

 

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さて、別に野菜もたっぷりと。

グリーンカール、根三つ葉、クレソン、赤大根のスプラウト、ヒラタケを今回は合わせましたよ。ヒラタケがいいだしづくりにひと役買ってくれました。

 

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ハリハリ鍋、現在は豚肉と水菜でしゃぶしゃぶ風にやられることが多いんですが、いろいろ具材を替えてたのしんでいます。

エンダイブ版、我が家の定番になりそうだ。

 

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友人が持ってきてくれた酒がまたうまかった…ありがとう。

新潟の『たかちよ』ハロウィンバージョン、そしてマルサネのロゼ。

 

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山形・高畠ワイナリーのデラウェア・スパークリング。この日は秋忘れの夏日で暑くて、クーラーを久々にいれたほど。ロゼやスパークリングを飲みつつ、冷房入れて鍋(笑)。ぜいたくなもんですな。

 

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山梨・ルミエールのシードルも登場。初秋にシードル、いいですねえ。バランスのいい、とても飲みやすいシードルだった。

 

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それでは、また。