友人イシガキさんに誘われて、長野へ山菜採りに行ってきましたよ。
5月の最後の週末、まだコゴミに間に合いました。
朝の6時に起きて目的地へ。車窓からの風景。
田の水に山映えて、苗が風にゆれています。いいもんですな。
新宿から『あずさ』に乗って2時間半ぐらいの茅野駅で待ち合わせ。なかなか素敵な駅舎でしたよ。ここから友人の車で1時間ぐらいかな、山にずんずん入っていきます。
いい空気!
みんなで深呼吸。
朝まで雨が降っていたようですが、さほど濁らずきれいな渓流でした。このあたりからまた車でさらにあがって山菜摘み。
採りたてコゴミ、やっぱうまかったですねえ。若い緑の強さがありつつ、えぐみはなくて食べやすい。さっとゆがいてポン酢でいただきました。
ビールをゴクッと飲み干して、なんかちょっと泣きそうになったな。
心が不意にほどけそうになったというか。幸せなひとときでした。
チカちゃん、連れてきてくれてありがとう。
三つ葉もいたるところに生えていたので、たっぷり摘んでおかか和えに。
大きな土グモは出てきたけど、ヘビやらにも出くわさずにすみました。コゴミの群生ポイントを見つけられてラッキーでしたが、そのほかの山菜運は今回はふるわず。キイチゴやクワの実もまだまだこれから。残念!
知らなかったんですが、春ゼミってのがいるんだそうですね。夏のアブラゼミよりやさしい声。そこらじゅうで鳴いていましたよ。
お、八重のシダレザクラだ!
見上げればまだかすかに花がついています。
見回せば山藤の盛り。東京で見終えた花々がまだそのいのちを燃やしていて、1か月ぐらいのタイムスリップをしたような。
さて、宿に向かいました。温泉につかって、夜は宴会。
イシガキさん、アキオさん、楽しい宴に混ぜてくださって、本当にありがとうございました。感謝です。
山の朝。
宿の入り口には咲きたてのスズランが。これも東京ではもう花が終わりましたね。
※ここに泊まったわけではありません(笑)。
宿の近くを朝散歩。ホント、絵のような風景で眼福この上なかったんですが…私は早くも昨日の山歩きの筋肉痛でモモが痛くて痛くて。ヒーハー言いながらの散歩でした。
(^-^;
この八ヶ岳高原牛乳、うまかったなあ。毎日でも飲みたい!
10時に宿をチェックアウトして、農家さんの直売所へ。
一升瓶ワインやうどん用の地粉の豊富なこと! あと、長野はクルミや挽きグルミが手に入りやすくていいですねえ。
もう一軒、地元スーパーに寄って食材いろいろチェック。
おとなりの山梨県甲府エリアだと煮貝をよく食べるんですが、ここ茅野でも同様の商品が置かれていて印象的。アカニシ貝の煮つけ、ニーズあるんだなあ。
馬刺しも肉コーナーの一角にあり、また長野名物・塩イカも鮮魚コーナーにありました。この辺も食べるのですねえ。
そうかと思うと、生シラス丼が弁当コーナーにあって感慨深く。保存&輸送技術の発達を思います。
さて、楽しかった旅も終わり。茅野駅の立ち食いソバで昼ごはん。
これ、食べてみたかったのですよ。ジビエ活用されてるようですね。
わりとしっかりシカ肉入ってました。シカ肉は別調理で後のせ…のようですが(まあそりゃそうだ)、なかなかにうまかったです!
古い言葉ですが、すてきな「命の洗濯」になりました。
今度は佐久に行ってみようと思います。