白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

独酌派にもうれしいフレンチ、代々木上原 『ル・ボークープ』

行ってみたかった上原の『Le Beaucoup』へ。

私のような独酌派には、カウンターがあるフレンチって、とってもありがたい。

ランチの2700円のコースは、メニューから3品選ぶスタイル。

全品オードブルでもいいんです。ワインとおつまみで楽しむ構成にしても、OK。

こういうの、私は本当に嬉しい…。

お酒が入ると、メインやデザートが食べたくなくなる難儀な体質なのです…。

昼からワインバーのように使わせてくださるフレンチ、嬉しいかぎり。

 

まずは「桃と活き〆ハモ、緑茶のジュレのアンサンブル」を。

 

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きれいでしょ?

軽く炙られたハモと桃のムースの相性の面白さ。

 

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グラスシャンパンが進むってなもんです。

 

 

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この若鮎とズッキーニのキッシュ、素晴らしかったな。

上にのっているのは、ほろ苦い肝のムース。

これは内心「うーん…日本酒でやりたい…」なんて思っていたり(´艸`*)

 

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さて、とはいっても初めて訪れたお店。

今回はメインまでしっかりいただきました。

アイルランド産仔羊の黒コショウ煮込み。

夏の昼に合わせたい軽めの赤ワインにぴったりの料理で、満足…。

羊、好きなんですよねえ。

野菜たっぷりのガルニチュールも嬉しかったな。川田農園のものだそうです。

 

佐藤武久シェフ、いろいろお話聞かせてくださってありがとうございました!

また必ず、伺いますね。