今朝は久々にスパゲッティをゆでました。
朝起きて、お湯わかすとなーんかホッとする季節になりましたねー。
うーん…乾燥してきたなあ。ノド気をつけなければ。
私は難儀なことにえらい早起き体質で(前日飲んだ日を除く)、
通常だと5時半ぐらいにはバチッと目が覚めてしまいます。
それから家事をかたづけ、メールチェックなどして、だいたい8時ぐらい。
なので朝の第1食はけっこう毎回しっかり摂ります。
きょうはシンプルにトマトソースにツナ。らくちんだー。
月刊誌『栄養と料理』の連載「減塩日記」の研究もかねて、
塩をほぼ使わないレシピに挑戦してます。
パスタゆで塩はなし、酢や黒コショウで味わいメリハリ。
このへんのことは来年の2月発売号ぐらいに掲載予定です。鬼が笑うね。
などといいつつ、昨日はがっつりラーメンだったり。
別の仕事で使った「なると」が余ってたんですねー。
こりゃラーメンにのせるしかない。のせたい!
小松菜、光ってますね。
あ、いま発売中の『栄養と料理』では減塩日記がラーメンの巻。
よかったら見てみてくださいませ。
秋晴れつづき。きょうも秋らしい陽光がさんさんと。
山に行きたくなるなあ。
付記
ショパンコンクール、結果が出ましたね。
今回はかなり見ました。その感想をちょっとメモ。
21歳のチョ・ソンジン君が見事、優勝!
素晴らしい構成力、そして気迫あふれる演奏で本選までを弾ききり、
いつも名前順でトップバッターだったにもかかわらず、
安定した見事な演奏でした。
すばらしかった。彼は韓国人として初の覇者に。
まさに大器。なのにおごった感じがなく初々しさが表情にあるのに好感です。
すっかり、ファンになりましたよ(1月の来日チケット、3次予選の段階で取ってしまいました)。
1次予選からもうそりゃたっぷりとyoutube配信を見続けたので、
結果発表のときにはこっちまでジーンとして、思わず涙が出ました。
「ザ・ファーストプライズ・ゴーズ・トゥ・ソンジンチョ!」
おめでとうソンジン! 当然の結果だあ!
おっさん深夜にボロ泣き。よがったねえ…。
そして結果が読み上げられるときの各コンテスタントの表情…。
舞台での落ち着きはどこへやら。10代の子たち(みなアジア人でした)、
ドレスやジャケットを脱いだ私服姿は
ほんとにもう単なる「修学旅行中の少年少女」といった雰囲気で、
あどけないったらない。
まだ16歳のイーケ・ヤンなどは、すぐそこのコンビニで
「週刊少年マガジン」を立ち読みしていそうな風情。ニキビが目立ちます。
(発表を待つその姿は青いアディダスだったかのパーカー姿!)
そして彼は見事に5位入賞を果たしました。
がんばったねえ…えがったよお。(T_T)
日本の小林愛実さんは入賞ならずで残念だったけれど、
この体験をさらに大きな音楽家へのステップにされるはず。
ワルシャワはもとより、ヨーロッパでもファンを増やしたろうなと思います。
いい意味で若さのあるアグレッシブな演奏に、
今後どんなまろやかさや洗練が加わってくるか。楽しみです。
そして個人的にかなり贔屓になったのが、
第2位に輝いたカナダのシャルル・リシャール・アムラン。
(彼は入賞者では最年長の26歳だったかな、参加資格ギリギリ?)
本当に、素晴らしかった!
第3次予選のときのピアノソナタ第3番が忘れられません。
2次予選までの彼は、うまいんだけれども派手さはなくて堅実なタイプの
音楽家…という感じでしたが、豹変。素敵に裏切ってくれました。
緊張感を保ちながら安定した技巧を披露、音の響かせ方がうつくしく、
緩急のつけかたがとてもよかった…音楽的なスリルとリリシズムを
交互に示してくれて、ワクワクしました。
そしてフィナーレの燃焼!
終わった瞬間には思わずPCの前でひとり拍手&ブラボー!
本選ではまるで「弾き振り」してるかのようなところもあり、大人の演奏でした。
第3楽章の入りかたなど得も言われぬ美感を漂わせて、これまた忘れられない。
ファンになったなー! 来日したら絶対に聴きに行こう。
ソンジンとアムランはまったくもって違うタイプのピアニスト、
技巧と感情のバランスが両名とも絶妙なのですが、
その表現方法が根本から違うというか。
今後どんな音楽家になっていくのか……。
今回、 久々にクラシックピアノの楽しさを思い出しました。
(昔、習ってて、大学まではよく聴いていました)
ああ、音楽会に行きたいなあ。