お月見丼。
シラスは雲に見立てて……というわけじゃなく、単にある日の朝食です。目玉焼きとシラスで小どんぶり。好きなんですよー、この組み合わせ。
先日(9/21)は中秋の名月でしたね、満月と重なるのは8年ぶりだったとか。当日はツイッターのTLに月がたくさん上がっていました。
月を見上げる気持ち、大事にしたいもの。
目玉丼とセットにした、具だくさんの味噌汁。
この朝は寒かったんだよな、「肌寒い」から寒さが1ランク上がって、秋寒も本番という感じに。
気温が下がるほどに、白菜の味が恋しくなります。他に油揚げ、椎茸、エノキ、長ネギ。具だくさん味噌汁は冷蔵庫片づけの意味もありますが、栄養的にも味わい的にもいいですよ。うま味や風味が複合的になりますからね。ぜひぜ、お試しください。
ある日の味噌汁は小松菜と菊の花、油揚げで。
秋らしい、いい味噌汁になりました。菊香がほんのり香ってね。見た目もあざやかで、いいものだなと我ながら。
さて、お仕事のお知らせをひとつ。
暮しの手帖別冊『気分を大事に 続ける料理』というムックで取材いただいてます。編集主幹のおふたりが、拙著『自炊力』を読んでお声がけくださいました。
「買ってきて、ちょっと足すだけでも立派な自炊」というところを主にご紹介しています。
『暮しの手帖』、母がよく読んでいたなあ……と。関われて、うれしかったです、ぜひお手に取ってみてください。
さて、こちらはある日のおやつ。
銀座ウエストの月餅です。軽くてさっぱり、食べよい月餅でした。もう売り切れてるかなあ、限定品。中国で月餅は中秋節の食べものなのだそう。月を想いつつ、いただきました。デザインも素敵ですね。
先日、新潟の上越市を取材で訪ねたおり、農家さんに教えていただいた「ちっちゃなほっぺ」というブランド名のミニトマト。
これが、抜群にうまかったのです!
皮がとても薄くて食べやすく、甘みが強くて青臭さが皆無。トマト嫌いの子どもが、これで慣れて一般的なのも食べられるようになったケースがたくさんあるのだそう。
いやはや、納得の味わいでした。新種のサクランボと言われて食べたら納得するかもしれない。こちらでも買えるようになるといいなあ。
たま子さん、元気ですよ。
「たま子ー」と呼ぶとけっこうな確率で「にゃーん」と答える。その瞬間の表情です。
最後は白子の写真で。
タラの白子、実は8月に東北の青森と岩手でいただいてきました。「今年は早いねえ、でも味はいいよッ」と板さん。実際にめっぽううまくて、口に入れてしばし陶然……。8月にこんな思いになれるとはねえ。
ということを書いていた今そのとき、自民党新総裁に岸田文雄氏が選ばれました。さて、どうなるか。少しでもより良い世の中になりますように。