白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

2019年のふり返り

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いよいよ今年もあと3日ですねえ。

友人がくれた鏡餅の台ふき、うれしい手みやげでした。おめでたくていいなあ。ただ、お正月準備も大掃除もうちは全然まだまだです……。

( ;∀;) 

 

きょうから3日間、がんばろう。さて、本日は2019年のふり返りを。

 

キノコとちぢみホウレン草の酸っぱうま鍋

CREAのWEBサイトでの連載、続いております。最近はコラムとレシピの2部構成にしてるんですが、最新号で紹介した「キノコとちぢみホウレン草の酸っぱうま鍋」、わりに評判がよかったよう。実際に作ってくださった方の投稿が多くて、うれしいかぎり。

 

リンク飛んでみてください。酸っぱいの苦手な人はお酢入れなくてもいいし、お好きなら増量で。くれぐれもキノコ炒めるプロセスは抜かさないで。

 

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完成イメージ。

鶏肉でも豚肉でも好みの肉をプラスして。魚介つみれも合うんですよ。ちぢみホウレン草は冬の楽しみのひとつ、好物なんです。なければチンゲン菜でも小松菜でも、いっそ白菜でもOK。

 

メシ通

今年はあまりメシ通さんで企画できず、本数は少ないのですが一番読まれた記事がこちら。おかげさまで部門別年間ベストテンにも入りました。

瀬尾幸子さんの新著を読んだら、発見と驚きと納得があまりに多かったのでインタビュー記事を制作した次第です。

 

「そうやればいいのか」という発見と共に、「そういうことで、いいんだな」とラクになれる。読んでるうち、ちょっとずつ自由になれる。素敵な本でしたし、ご本人もやっぱり素敵なかたでした。

 

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瀬尾さんの手づくりカキフライをいただけて、嬉しかったなあ……。教えていただいたコツをもとに、正月休み中に挑戦してみます。

 

この記事を作れたのも自分としては大きかった。

女性ひとりで居心地のよい店というのはつまるところ、男女関係なく良店である。そして自分が男であることで見えないこと、見えづらいこと、感じにくい部分も見えてきました。

 

どんな記事もそうですが、「自分以外の立場だったらどうなのか」という視点を数多く持っていたいし、そこを探るようにしたい。

 

あと、アイスマン福留さんにお会いできたのも嬉しかったな。

アイスから見えてくる昭和、平成という時代。アイスの業界新聞をひたすらに読み込んで、クロニクルを完成させたその執念とつきることのないアイスへの興味。それでいてご本人、とってもライトで構えたところがないんですよ。

 

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記念撮影。

福留さん、その節はありがとうございました。

 

飼い猫についてのコラム

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今年は猫のコラムを書けたのも嬉しかった。

読売新聞社さんからお声がけいただき、3回ほど我が家のグジュとたま子のことについて寄稿しました。

素敵なご縁をKさん、ありがとうございました。

 

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そう、今年は2匹目の猫・たま子が来たことも大きなトピック。

 

グジュがしばらく心を閉ざしてしまったり、野良経験のあるたま子はハングリーが過ぎて大変なこともあったり。でも今は、結果オーライです。

 

 

さて本日はツレお客人が遊びに来て下さるので、そろそろ用意やらをしないと。休み中、飲みすぎないよう気をつけねば。

 

みなさまもどうぞ、よいお年をお迎えください。

2019年も弊ブログをありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 

白央篤司