春っぽいものを作りたくなりました。
3月3日の雛祭り、夕方スーパーに行けばはまぐりに半額シール。きょうびお雛さんにはまぐりのお吸いもの作る人も少ないんだろうなあ……。思わず2パックカゴに入れました。翌日、ルッコラやケールと一緒にパスタにしましたよ。
にんにくと酒蒸しにして、オリーブ油、塩こしょうだけでとてもおいしい。貝出汁うま味はホントすごいね。
菜花と新わかめの吸いもの。
これも2月と3月の間ぐらいに作っておきたくなる。菜花は11月ぐらいから出回りますが、やっぱり今の時期が似合いますな。春ってのは実際になってもうれしいけど、風に冬の気配が混じりつつ「あらなんか、当たりが柔らかくなってきた」と思う頃がいい。そんな時期に春食材を食卓に並べたくなります。
さて、朝日新聞ウィズニュースで書かせていただいてる『名前のない鍋、きょうの鍋』が更新です。今回は岡山県の倉敷市で絵本店を営む女性のお鍋。
愛知県出身の都築照代さん、味噌だれでいただくおでん鍋を見せてくださいました。司書教諭として小学校で働き、本と子どもたちの繋がりの大事さを学んだ照代さんのお鍋は実においしく、味わい深かったです。
『名前のない鍋、きょうの鍋』単行本も絶賛(多分)発売中、どうぞよろしく。
そうそう、本といえば森泉岳土(もりいずみ・たけひと)さんの新作漫画『佐々々奈々の究明』(小学館)が面白かったですよ。
ミステリやサスペンス好きにおすすめ。とても静謐だけど音楽的な世界でね。
そうだ、アイスムさんで「味噌汁座談会」の記事を作りました。
味噌汁って同じようで、家によって、地域によって全然違う。雑煮的な面白さがありますね。私も大好物、料理研究家の高山かづえさん(大分出身)、井原裕子さん(愛知県出身)、スープ作家の有賀薫さん(東京出身)と、育った地域もばらばらな味噌汁好きに登壇をお願いして、我が家の味噌汁、味噌汁の魅力についてあれこれ語っています。
ぜひ、お読みください。
ではでは、また。
風邪やインフル、コロナとかなり長いこと流行っていますね。花粉も今年かなり多いよう。どうぞ皆様ご自愛ください、手洗いしっかり!