ツジメシさん(@tujimeshi)のイベントに行ってきました。
ブログ、ツイッター、インスタ、それぞれでとても人気の料理家さんです。
ご本業はデザイナーさんなのですが、玄人はだしの料理がブログから話題となり、書籍も出版。SNSでの料理写真が私も毎日楽しみなのです。
冷凍庫整理で何ヶ月も前に作って冷凍しておいたラムカレー。なにこれうまい。豚ガツの酢モツ風アチャール、花ニラ炒め、バゲットと。 pic.twitter.com/YQebQLHNZj
— ツジメシ (@tsujimeshi) September 5, 2018
くせものや、という屋号はモツ、青魚、ハーブ類をたっぷり使うからかな。そういうものが大好物の私にとってはたまらない料理ナイト。
運よく予約が取れたので、ひとりで行ってまいりました。腰痛なんか気にしてられるか!
トップの写真はテーブルに用意されたメニュー紙、面白いですね。素材だけが並べられている。さてどんな料理か……を想像するのがプレ前菜でしょうか。
まずはハートランドの生をオーダー。
さあ、最初の料理が出てきました。
生オクラのアチャール。
ナスのアチャール。
アチャールはインドの漬物、というかピクルス的なもの。
サバのリエット。これすごーく好みだったな。バゲットとパパドがつくんですが、カナッペにして、いいつまみになりました。
カキのペースト。オイスターのうま味、みっちりと濃縮!
アッという間になくなりました。
定員は8名、見知らぬ同士がおいしいものをいただくうち、だんだんと饒舌に。
それぞれを盛り合わせて、気持ち浮き立つスターター。単体写真を撮り忘れてしまいましたが、フォークの上のが、豚ガツの酢モツ風アチャールです。
いいアテだったなあ。
それぞれのレシピを想像しつつ、ビールをやる。
場所は代々木のスマイルダイナー、「しま食堂」「わたる食堂」でもおなじみですね。
こちらがツジメシさん。
オリジナルのスパイスサワーが大人気で、ひっきりなしにオーダーが入っていましたよ。
キンミヤに唐辛子、シナモン、アニス、コリアンダーシード、ペッパーなどを入れて漬けたもの。うーん、これ真似してみたい。
さあ、2皿目。きれいでしょう。
なんだと思いますか?
柿とブルーチーズの最中(もなか)なのです。
柿、ブランデーだったかな、軽くマリネされたもの。なんとも洒落た一品でした。
次はグッとビールのアテッぽく、揚げポテト。たっぷりのコブミカンやレモングラス、唐辛子などと一緒に揚げて、タイっぽいフレイバーをつけています。
そうきたかー!
カツオと春菊、香菜のサラダ。これ、もっとおいしそうな色合いでした。私のカメラの腕が悪くてツジメシさん、申し訳ない。
サンマのココナッツ焼き。じっくりこんがり焼かれて、中はしっとり。身の厚いサンマだなあ。噛むとタマリンドの穏やかな酸味が広がって、日本酒と合わせたくなる…。
お次は豚モツ各部位がたーーーっぷり入った「ソルポテル」なるもの。インド・ゴア州の料理だそうで、かつてポルトガル領だったことからあちらは豚を食べるのだそう。
酢が入るのがポイントらしいですが、加熱されているので風味は穏やか。ペッパーやマスタードシードがしっかりきいてるんですけどね。
ツジメシさんの料理はここまでどれも穏やかで、体にやさしい感じ。けれど、しっかりとつまみになる。アテになる。
さて、ソルポテル。パクパク食べちゃいました。パスタやクスクスなんかとも合わせたくなるなあ。ものすごく好みでした。
ああ、習いたい……どれもこれも!
そして豚レバーとミントのタップワーン。タイ東北料理をツジメシさん風にアレンジ、レバーは低温調理されて実にしっとりとした仕上がり。炒ったもち米がふりかけられています。これまたいい意味でさっぱりしているんですよ、私だったらもうちょっとくどくしてしまいそうだ。
さあ、メインディッシュのいい香りが漂ってきました。
ビリヤニです!
炊飯器でつくられるツジメシさんオリジナルのビリヤニ、羊のタン入り。炒ったカシューナッツがアクセント。羊のタン、はじめて食べましたがクセなく柔らかい。だしが出ているのかなあ、そのへんのところうかがってくればよかった。
けっこうお腹いっぱいだったけれど、それを忘れさせる香味、風味、味わいでどんどん食べてしまう。ライタも出されたので、ますます食欲そそられます。
ああ、ごちそうさまでした!
すべていただいて感じたのは、やっぱり「習いたい」、これですね。穏やかなのにきちんとおいしさに満ちて、食後感はさっぱり。
今朝起きて、「また食べたいなあ」と考えていました。
次回も行きたいです。
ツジメシ料理教室が開かれますように。
追記
ツジメシさんご本人による当日のブログ。なんと最後にレシピがついてます! 早速アチャール、真似してみよう。ナス買ってきます。