西川口にはたくさんの中国料理店があります。
その中でも『小城』は駅からも遠く(歩いて10分ぐらい)、住宅街のただ中にあるお店。しかしインパクトでいえばトップクラスかもしれません。
どうです、この看板。
ま、丸焼き…?
羊肉料理がメインの『小城』、いつか行きたいと思いつつ時が流れておりました。きょうこそ挑戦です。
14時オープンで、14時ちょうどにお店に行くとスタッフのかたがちょうど来たところ。日本語はあまり通じず、小学生らしき娘さんが時に通訳してくれました。
「羊はスペアリブがおすすめ。切りますか?」
と言われて、食べやすいほうがいいなと思い「じゃあそれで」とオーダー。メニューはすべて日本語表記でした。そうこうするうち、テーブルに炭火が運ばれて、続いてやってきたのが…
これです!
この真ん中の「スペアリブ焼き」の切ったバージョン、3800円だったかな。男5人で訪問したんですが、ちょうどいい量でした。
これが……なんともおいしい! 臭み一切なし、脂身の味もスッキリ。最初は量にひるみましたが、まったくの杞憂。ばくばく食べちゃいました。ちなみに塩、クミン、唐辛子子粉を好みでつけていただきます。この塩にも工夫ありだったんですが、ちょっと詳細が分からず。今度また行って聞いてみよう。
他にもいろいろ頼みましたよ。
「東北地方の酢豚」(だったかな)とメニューにあって、気になりオーダー。薄切り豚肉がかなりクリスピーに揚げられて、そこに甘酢がかけられています。いいスナック。
これも「五目野菜リンゴ酢すくいあげ」という謎の料理名にひかれてオーダー。下に干し豆腐の細切り、キュウリ、キクラゲ、エノキが隠れています。汁はリンゴ酢をかなりやさしくきかせた甘酢。おそうめん入れたくなる感じ。さっぱりしますよ。
中国東北部風の煮物、だったかな。カボチャやトウモロコシの甘みを活かした醤油味。
定番・豚の角煮。
牛アキレス炒め。
水餃子。
全般的にとても食べやすい味つけでした。今度は完全羊メインで来ようかな。皆それぞれ2~3杯飲んで食べて、お勘定は一人3500円程度。西川口中華はどこもこんな値段です。懐にやさしい。
ごちそうさまでした!
グジュは留守番です。