うーん、いま見直してもおいしそう! パーティの食卓です。
この日は出張料理人、渉(わたる)さんが我が家で腕をふるってくれました。
ホームパーティなどの出張料理人として活動されている渉さん。SNSに上がるその料理写真がなんとも、うまそうだったのですよ。「一度うちでも…」と切望していたのが、ようやっと実現。うれしい。
せっかくだからと、仕事でお世話になっているK編集長もお誘いしました。手みやげに四号瓶が4本! あ、ありがとうございます…(´;ω;`)ウゥゥ
しかも大塚の『地酒屋 こだま』で選んできてくださるとは…。納得の素晴らしいセレクション。
そして「レモンサワーのススメ」でおなじみ、料理家でバーテンダーの藤村公洋さんも来てくださいました。カクテル作ってもらっています、働かせてスミマセン(笑)。
さてさて、宴のはじまり。
一品目、キノコのペースト。坂田阿希子さんのレシピをベースにされているそうです。
バゲットに取って、サワークリームと一緒にいただきます。うまいよー!!
このきのこペースト、後で違う料理にも活用されます。
二品目、蒸しナスとイチジクのゴマソース。なまめかしい取り合わせですね。ゴマが濃厚なのですが甘すぎず、強すぎず。
三品目、モロッコインゲンとマッシュルームの温サラダ。ヨーグルトベースのドレッシングでした。実にサッパリ! ゆずコショウを加えてもおいしいとのこと。今度やってみよう。
ここらでビールから日本酒へ。福島の『口万』、なんと豊かで華やかな味わい…。良い日本酒はホント、いろんなアテと好相性。白磁の酒器を初おろし。
四品目、ホタテとミル貝のカルパッチョ。下には紫タマネギと、スライスして塩されたカブが敷かれています。これらとディルの取り合わせ、実によかった。いつかマネしてみたい。
やっぱりワインも飲みたいよねえ、という自然の流れに。四恩のロゼを開けました。きょうの料理にぴったりな素直な味わい。
メインディッシュ、蒸し豚のカリフラワーペースト添え。豚かたまり肉とカリフラワーを一緒に蒸し焼きにして、鍋内でつぶしつつペースト状にしていきます。
出張料理って、その手順をそばで拝見できるのも“ごちそう”ですな。これらの料理、すべて仕込み無しで2時間で作られました。はじめて使う家庭のキッチンで。
取り分けるとこんな感じ。すごくね、あっさりしています。豚のうま味を吸った野菜ペースト、サンドイッチにしたくなってしまった。
渉さんの料理はどれも淡々としていて、食べ飽きない。「薄い」までいかない最低限ギリギリのところを狙っている感じ。潔いなあ。
はい、もちろん酔ってきてます。勢いにのって、こないだ長野で買ってきた『ファンキーシャトー』のロゼも開けてしまった。おいしいものはみんなで味わおう。
そして先ほどのキノコペーストがパスタになって登場! コクとうま味はあるのに重くない、キノコのいいところですねえ。渉さん、おつかれさまです! もうトコトン飲みに集中してください(笑)。
おいしい手づくりのものものが、卓にいっぱい。
家飲みならではのリラックス感に包まれつつ、本格料理をいただく。楽しい時間でした。渉さん、ぜひまたお願いします!
ごちそうさまでした。