白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

『ちょこだま』で日本酒を存分に楽しんできましたよ。

 

 

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大塚にある『地酒屋 こだま』さん。

月に2回だけ、「ちょこだま」なる"別館"がオープンします。

ご店主・児玉さん厳選のお酒24種類が手頃に楽しめる、なんとも贅沢な空間。

 

 

以前からツイッターやブログなどの児玉さんの発信に触れるたび、

その深い日本酒愛に打たれていたんです。

 

好きなものを存分に調べ、造詣を深め、語るひとはたくさんいますが、

「おもしろく語ってひとを引き込んでゆく」ひとはごくごく少ないですね。

児玉さんはそういうかたのひとりだと思います。

 

さて、まず一杯目は「都美人 純米活性にごり」でサッパリと!

すぐ飲みほしてしまいました。(;^ω^)

 

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付きだしとして、鯛のアラ汁が出てきましたよ。

こちらのお料理担当、"ちょびん"さんの料理も、すばらしいんです。

 

 

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兵庫『仙介』の新酒生しぼり、そして3年半、5年半経ったものの飲み比べ。

うーん、これはなんとも贅沢で面白い体験でした!

 

新酒はメロンのような甘やかな香りと果肉感、フレッシュ感にあふれますが、

だんだんと丸みを帯びて「色気が増していく」というか。

児玉さんの会だからできる「遊び」ですね。

貴重な経験ができました、ありがとうございます。

 

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こんないいお酒いただいたら、そりゃあつまみも進むというもの。

「おばんざい4点盛り」(550円)

鴨のパテ、蕪の葉炒り豆腐、サンマの甘露煮、牡蛎の時雨煮。

 

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「ちょこだま御膳」と題して、アナゴのつまみ盛り合わせ。

 

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白焼き、うまかったなあ…。

おや、もうお酒がないぞ。(;'∀')

 

 

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愛媛のお酒『初雪盃』純米吟醸、なんとも華やかな香り。

お酒はすべて半合で供されます。

さっきの3種飲み比べは60mlぐらいの小グラス。

 

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イナダのなめろうも頼んじゃいました。

お酒との相性の良さは言うに及ばず!

 

 

 

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この『会津中将』無濾過生しぼり、素晴らしかったです。

理想的なバランス。香りが良くて、そして余韻がきれいに消えていく…。

 うっとり。

 

 

 

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この『会津中将』、ミルフィーユカツなんてつまみにもよく合いました。

肉の脂と合わさっておいしく溶けてなくなる。

 

 

 いやはや、楽しい時間はあっという間に過ぎますね。

児玉さん、ちょびんさん、ごちそうさまでした。

 

また参加させてください!