白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

冬のたのしみ、ヒレ酒を『魚ひろ』にて

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個人的に、「ここの梅が咲いたら春はもうすぐ」と思っている梅があるんです。

ビルの谷間で日がささず、いつも冷たい風が吹いているところ。

 

 

 

そこの梅が、咲きました。

 

 

 

 

まだ、2月にもなってないのに。

 

 

 

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まんかい。

 

 

 

2月はどんな気候になるんでしょうね。

 

 

さて、日曜の夜にちょっと家から「プラ出」したくなりました。

この間とても楽しい独酌時間を過ごせた、『魚ひろ』に行ってみよう。

 

こないだの記録 ↓

 

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もちろん今回も最初からひれ酒を。

あああーーーーーううまあいいいいーーーーーーーーー。

うますぎて困るのコトヨ(おいしくてテンション変になってます)。

 

体がじんわり温まります。ぬくいのう。

700円という良心価格も嬉しいよう。

 

 

 

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お通し、写真だとよく分からないけどカブラ蒸しでした。

おろした蕪と卵白を合わせて練り、蒸しあげたもの。

野菜たっぷりのあんかけ、おもしろいですね。

学生とおぼしきバイトの店員さんが「カブトムシ」のアクセントで

「こちら、カブラ蒸しです」というのが心にのこりました。

 

 

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ヒレ酒に生ガキ合わせたらよかろうな、と思ってオーダー。

岩手・山田湾で育ったカキをつるりといただく…。

ああ、海の味。

 

 

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サワラのたたきがあったので頼んでしまった。

うわー、いい具合のたたき!

嬉しいなあ。サワラには穏やかな野趣がある。

これでハーフサイズ。独酌派にうれしいお店です。

 

 

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これ、すばらしかったな。

ヤリイカの焼いたの。シンプルだけどほどよい塩味で、よいアテになりました。

板前さん、「ケンタ」と名札がつけてある。

ごちそうさまです、ケンタさん。

 

 

 

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これもよかったよー、「長芋まんじゅう」という名前だったかな。

おろした長芋でひき肉あんを包んで揚げて、銀あんをかけてひと蒸ししてるのかな。

行かれてメニューにあったら、ひとり1個はゼヒ!

 

 

ヒレ酒はつぎ酒でおかわり1度して、この日のお会計は3,800円ぐらい。

良心的だなあ。

 

 

もうすっかり地元の人気店のようだけど、かげながら応援してます。

 

 

 

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ラベンダーが咲いていた。

あれ。

こんな季節の花だっけ?