白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

経堂『しらかめ』のひんやり夏蕎麦

 

 ドイツから一時帰国している友人と再会。

 元気そうで、よかった。

「お蕎麦食べる?」

「食べる!!!」

 ならば経堂へ。通っているお店のひとつ、『しらかめ』さんに行きましょう。

「今年も冷やかけ、はじめました」というフェイスブックのお知らせに、心惹かれていたのです。

 

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 夏野菜ともずくの冷やかけ。

 ああ…おいしいなあ…。

 冷たいお出汁が、連日の日差しに灼けた体になんとも優しく、染みました。お出汁の風味が活きていて、塩加減の強くない、実に良い塩梅。

「こういうのを食べてほしかったんだよー」と体が言っているかのよう。

 

 ご主人のノブさん、ごちそうさまでした。