フェイスブックで知人が絶賛していたのに惹かれて、行ってきました。
駒場と上原の間ぐらいにあるお店、まだオープンされて半年だそうです。白木のカウンターで明るい店内。カウンターは7席だったかな、あと4人用テーブルが1台という広さでした。
結論からメモ。
味もお店の方も、とっても、良かった。
気取りがなくて、あたたかくて。「cozy」でしたねえ。
そしてお値段も、実に良心的でした。
いただいたものを貼っておきます。
編集さんと3人でうかがったのですが、全員が見事にノミスケ。
まずはいろいろと、おつまみをいただきましたよ。
鰹のタタキからビギン・ザ・ビギン。
花より団子、若葉より初鰹。
蛸の桜煮。
柚子の香味がなんともほどよく。
蛸の子。
ここでたまらず「もう日本酒ですよね!」と叫びにも似た囁きが。
福島の『大七』を冷酒でお願いしました。
酒器もかわいいですね。めんこい。
しめ鯖。
酢と青ものと、日本酒と本わさび。
まさに、悦楽。
鯖の子。
寿司屋に来たらプリン体は忘れる。白央家の家訓です。
「なよやか」という言葉の語感そのもの。淡いのに濃い甘み、という矛盾した愉しさが良い貝にはありますね。
あれ、もうお酒がない…さっきなみなみついでもらったのに……。
穴子の肝の煮こごり。
お燗を合わせなかったことをいまも悔やんでいます。
鯛皮の炙り。
心の中で「こたえられまへんな…」と関西人がつぶやく。
鯵とキュウリの巻いたの。
心の中で駄々っ子が「もっとくれー」とわめく。
海老味噌。
うーん…たまらん。
これ、食べ終わるとチョイと酢飯をのせてくれるんです。皿に残った味噌をつけていただく。ニクイねえ…。
新生姜で口もさっぱり。
さて、お寿司です。
春子鯛。
ほおばって、我ら三人とも、笑顔に。
お行儀悪く、いつまでも噛んでいたいような具合で、結構でした。
以下、シャコ、スルメイカ、白魚おぼろ、青柳、ヅケ、いずれも佳味。
ふんわり、玉子でしめる幸せ。
ああ、ごちそうさまでした!
うーん、英気を養いました。
仕事、頑張らねば。さて、企画を考えるぞ!