うちの元日のお雑煮
明けましておめでとうございます。
2023年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
今年も起きてすぐしたことは、お雑煮づくりでした。いつもよりぜいたくに昆布を使って、プラスだしパックと鶏肉でベースのお出汁に。
決めてないんですが、今回の鶏肉はささみ肉で(良い出汁が出ます!)。下ゆでしておいた縮みほうれん草、焼いてから少々煮た餅、なると、柚子皮を具にして、酒、みりん、薄口醬油で調味。
ああ……おいしい。
うちの元日のお雑煮です。いただくと「はい新年来ました!」と体に刻まれますね。縮みほうれん草を青菜にするの、一度やってハマってしまいました。餅とからめて食べると、これがうまい。
さて、新年1発目の記事はお雑煮について。
媒体は朝日新聞ウィズニューズさん。お雑煮に関して思うこと、今まで聞いたあれこれ、そしてちょっとした提案を込めて書いております。
料理好きの人、食いしん坊の方に特に読んでほしい。
二日目のお雑煮
さて、二日目の朝。
私の母方の雑煮です。新潟は下越地方の山のほう。
大根やにんじん、ごぼうにちくわなど(たしか本来はぜんまいなんかも入ってたような)を好みの出汁で煮て、酒、醤油で味つけ、くるみをすって出汁でのばしたものをのっけていただくもの。うまいんですよ、これ。
餅は焼いてから煮ています。けっこうしっかり煮るのが私は好きだなあ。今回はごぼ天を刻んで具にしたら大正解でした。
今年も「お雑煮見せてください」ツイート
【お願い】みなさんのお雑煮を見せてくださいませんか。よろしければ、お住まいの地域もざっくりでいいので書き添えてほしいです。なにとぞ、よろしくお願いいたします🙇♂️ #わが家のお雑煮
— 白央篤司 (@hakuo416) 2022年12月31日
今年もたくさん、見せていただけました。
ご協力くださった皆様、ありがとうございます。今回はさらにディープに、「わが家のお雑煮」を拝見できたなあ、としみじみ。うずらの卵やゆで卵、牛肉に豚肉などを入れる雑煮もあるのですね。醤油味のもつ煮的なところに餅を入れる方も。
「何か汁に餅を入れればそれすなわち雑煮」という思いを深めた新年でした。
(餅が入らないものを雑煮的にいただく地域もあるのですが)
「うちはこれ」というのがある、そこに尊さのようなものを感じて、私は興味が尽きない。
三日目のお雑煮
厳粛に「三日目はこれ」と決まってるわけじゃないのですが、きょうはツレ(大阪人)用に白味噌雑煮です。
特にリクエストもされなかったのですが、「あ、なんか食べたそう……」と感じて作りました。やっぱり嬉しそうだったので、よかった。
濃いめの昆布だしに、私はいりことか、鰹節とか動物性のものちょっと加えてベースにし、里芋、大根、にんじんを具にして煮ておきます。
その汁でたっぷりの白味噌を溶いておき、合わせて全体がトロッとする具合に仕上げ。煮餅を加えてできあがり。
味が一発で決められるようになって、うれしい。
今年はおせちを取らず、ちょこちょことおつまみをいただきつつ、三が日を過ごしました。餅もごく少なめに購入、ふたりで程よく食べ切れるぐらいの全体的なサイズダウン。
5日までにほぼ食べ切れて、無駄なく過ごせて、よかった。
ツレがささげでぜんざいを炊いてくれました。
ありがとうございます。甘みをごくあっさりにできるのも、手作りのいいところですな。
いただきものの玄米餅と相性バツグンで、驚きました。Sさん、ごちそうさまです!
今年もつつがなく暮らせますように。
猫と家人と親が元気でありますように。
何より、社会が少しでも安定して、良い方向にゆきますように。
更新も少ないブログですが、本年もどうぞ、気が向いたらいらしてください。
1月6日 白央篤司