白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

藤の花、イチゴとバナナのジャム、日本酒の『鷹ノ目』など。

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こんにちは。

ご近所のお宅、藤棚がなんとも見事で毎年の楽しみなんです。朝に「そうだ、もう咲いてるかな」と思って行ってみたら……満開!

 

カメラ持っていって、よかった。

しばし眺めつつ、撮らせてもらいました。香りもむせ返るようでしたよ。季節は流れていきますな。

 

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さてこちら、ある日の朝食。

パンにクリームチーズをぬりまして、イチゴとバナナのジャムをのっけてます。初めていただきました、イチゴとバナナのミックスジャム。いやー……香りが甘やかでなんとも華やかで、いいもんですねえ。

 

作り方を教えてくれたのは、料理界のジャム名人・堤人美さん。

www.ism.life

いま、ジャム用にいい手頃なイチゴが出ています。果物を砂糖に漬ける下準備の時間はかかりますが、調理時間は短くて済みます。甘いもの好きな方に試してほしいなあ。朝食時間がなんとも楽しく、いい香りに包まれますよ。

 

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話はガラッと変わります。

 

先日、日本酒の『鷹ノ目』をいただきました。
Forbulという会社と山口県の酒造「はつもみぢ」の共同開発、ボトルデザインが洒落てますねえ。これがね、印象的な味わいでした。

 

takanome-sake.com

 

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飲んだ第1印象は「ま、まろやかッ……!」というもの。

とにかく徹底的に角がなくてスルーッと舌を転がり喉をなめらかに通って、するする体内に入っていく感じが独特で。驚いたんです。単にやさしい飲み口というだけでない、穏やかでソフトな、私がこれまで日本酒において感じたことのない円(まど)かなる味わいで、印象的だったんです。なのでちょっとメモしておきたく。

 

うーーーん、スルスルといくらでも飲めそうで怖い(笑)。そう、嫌われようがない感じが面白くて。日本酒はちょっと苦手、という方が飲んだら観方変わるだろうなと。

ちなみに使われている酒米山口県山田錦のみ。

 

いやはや、ユニークな体験をしました。

 

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さてこちらは先日のお昼に作った、トマトと春キャベツとシラスのパスタ。

春キャベツ、好物なのでこの時期よーくいただくんです。トマトも安くなってきましたね。トマトとシラスに春キャベツ、どれもだしがしっかりと出る食材。

水から煮てオリーブオイルと魚醤、塩コショウにバターちょいで調味しました。

 

この日は初夏のような陽気で、バジルがおいしく感じられましたねえ。春キャベツなんだから夏っぽいトマトやバジルと合わせなくとも、と思いつつ、まあいいかと。

 

しかし東北では30度超えのところもありました。どーなっちゃってるのかな…とも感じます。

 

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春キャベツ、きょうのお昼はお揚げさんと味噌汁に。

主菜も厚揚げの焼いたのと大豆かぶりですが、まあ好きだから、いいのです。

 

crea.bunshun.jp

CREAの連載でも春キャベツを使ったレシピを紹介してますよ。

 

読んでみてくださいね。

 

 

昨日から一転して、肌寒い雨の日。どうぞ皆様お体、ご自愛ください。

 

それでは、また。