七月は出張が続きました。
先日は高知へ。名所の誉れ高い四国カルストと青い山の風景、しばしご覧ください。
たくさん咲いていた、黄色い背の高い花。
調べてみたら、ハンカイソウという名前。
どんな字だろうとさらに検索したら、樊噲草。よ、読めない! 初めて見る字だなあ。古い辞書ですが『言泉』を引くと「樊噲:中国・漢の高祖劉邦の功臣」とありました。はんかい、すごい由来。どうして彼の名が付けられたんでしょうね。
この植物、「家畜が食べないので群生しやすい」とも。四国カルスト、7月下旬からはヒメユリもたくさん咲くようです。
牛が放牧されてるの、分かります?
高知は津野町に、郷土料理の取材で訪ねたんです。
こちらもまた記事になったら告知させてください。久保川のみなさん、お世話になりました。笹岡さん、レクチャーしてくださって嬉しかったです、本当に勉強になりました!!
田舎寿司、実に実に……おいしいのですよ。もっと全国的に知られてほしい料理のひとつ。
そして須崎で食べたウルメイワシ、すばらしかった。
イワシの味わいもいろいろですね、なんともスッキリしたおいしさ。
しかしカルストもいいけれど、私は山の青さに魅せられました。
深い、深い青み。引き込まれる。ラピスのより深くて、岩絵の具のような、鍾乳洞の水の奥底のような。