白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養や減塩をテーマに記事を制作しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通、『栄養と料理』、『ホットペッパー』、農水省広報誌などで執筆中。

ポンナルにサムゲタンを。

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「きょうはもうどうにも……サムゲタンだ!」

昼にふと思い浮かんだこの“念”に、素直に従いました。近所にある韓国料理店のランチへ急いで、席に着くなり「サムゲタン定食、ください」と告げる。

しばらくしてグツグツと音を立てて運ばれてきましたよ、これだ、これこれ!!

 

うーん……やさしい鶏のうま味。沁みるなあ。

韓国では暑気払いにサムゲタンを食べる習慣があるんだそうですな。あっついスープをあえて暑い日に、というのは分かりますね。もちろん熱中症なりかけみたいな状態で熱いもの食べるのはよくないでしょうが、元気なうちに体に滋養をつけないとですね。

 

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鶏のだし、堪能。チャージされました。

一般的にはニンニク、なつめ、ショウガ、ネギ、朝鮮人参、もち米などと一緒にくつくつ煮込みます。いかにも滋養つきそう。

 

サムゲタン食べたことをSNSにあげたら、

おお、ちょうどポンナルですね! 

 

とリプライが。

 

ポンナル?

 

検索してみれば、コネストのサイトに詳しく説明されてありました。

 

なんとまあ、知らなんだ。

 

韓国には「伏日(ポンナル)」といって、暑気払いで滋養食を食べる日があります。日本でいうところの「土用の丑の日」です。伏日は毎年7月から8月にかけて全部で3日あり、それぞれ初伏(チョボッ)、中伏(チュンボッ)、末伏(マルボッ)と呼ばれています。

 

いただいた日がちょうど27日、中伏だったんですね。

教えてくださったリンさん、ありがとう。こういう思いがけない知識を得られるのがSNSの醍醐味のひとつです。

2018年は、初伏は7月17日、中伏が7月27日、末伏が8月16日となります。

 

末伏には自分でサムゲタン、作ってみよう。

 

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これは西川口『サラン』の水キムチ、我が家の夏には欠かせないもの。暑い頃合いは特に韓国メシが恋しくなりますな、冬の鍋ものもいいけどね。

 

 

韓国料理、もっとちゃんと勉強しよう。

 

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グジュさんも元気ですよ。

暑さに負けず、駆け回っています。