白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養や減塩をテーマに記事を制作しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通、『栄養と料理』、『ホットペッパー』、農水省広報誌などで執筆中。

京都・錦市場の朝、そして旅の終わり

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京都・早朝、花見小路に入ったところです。

 

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すぐ近くにあるカプセルホテルによく泊まるんですが、5時過ぎに目が覚めたので丁度いい機会と思い、散歩してきました。

思ったほど寒くもなく。

 

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サイレンス。

 

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歩いてる人、私だけでしたね。

もっと早朝探索する観光客、いるかと思ったけれど。

風もなく、静まり返っており、足音を気にして歩みました。

 

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こういうお飾り、祇園では一年中つけているのもめずらしくないのだそう。

 「笑門」の文字。ツイッターに上げれば「お伊勢さん信仰じゃないですかね」というご意見が。いつか祇園のかたにうかがってみたい。

 

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歌舞練場の裏手。

だんだん空の色が変わってきた。

 

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白み始めた空と、八坂さん。そして月。

 

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ふり返って、四条通り。横断歩道の中ほどで撮っています。

 

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門の向こうが知恩院に続く道です。

夜と朝の間はあっという間ですな。

知恩院、中学の修学旅行で行ったのを思い出しましたが、具体的な記憶が全然よみがえらない…。何しに行ったんでしょうねえ。

 

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ホテルで寝直して、早めのチェックアウト。

朝9時の、四条大橋からのぞむ鴨川です。存外にあたたかく、風もおだやか。

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東華菜館はこの日改修でお休みのようでした。昔、週刊誌の仕事で取材したなあ。

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小料理屋さんの手水に薄ごおり。

さあ、錦市場を目指します。

 

錦市場スナップ

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9時台の錦はまだお店も開けたて、品物もこれから出そうか、という感じ。

観光客も少なくて、うろうろするにはちょうど良い時間です。

 

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毎度興味深く眺めてしまう、川魚専門店の『のとよ』さんからスタート。創業は明治45年とか。川や湖で獲れるものがいっぱい。雀焼きなんかもあります。

 

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棚の下には活モロコやナマズなんかも。

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ナマズをひと串いただいてきました。

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朝いちばんに食べたものがナマズ、というのも貴重な経験ですな。

あっため直してくれるんですよ、香ばしくて実においしい。白身感と少々の獣肉感のミックス。「半助」をおみやげに買いました(後日のブログで詳述しますね)。

さあ、先に進みましょう。

  

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昨日の黒門市場ブログにも同じようなの出てきましたね。

 

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いい位置にナマコがいるなあ。『食堂おがわ』さんの見事なお通しを思い出します(詳しくは昨日のブログにて)。京都人はけっこうナマコ好きなんかな?

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この水菜、いいでしょう、買ってこなかったことを後悔。ああ、この水菜でハリハリ鍋やりたい。京の正月雑煮に欠かせない「かしら芋」もまだ売っていました。

こちらは『川政』さん、いろいろ教えてもらいました。感謝。

 

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おや、仏手柑が。ピンボケすみません。お飾りで使うそうですよ。

 

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鯉のうま煮。鯉やらコブナやらモロコやら、錦ではたくさん並んでいます。

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壬生菜(みぶな)の漬物。京の伝統野菜で、壬生地方で古くから栽培されていたと聞きます。青果店では生のものも定番の商品。

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こちらも京の伝統野菜、堀川ごぼう

堀川なんて聞くと近松門左衛門の『堀川波鼓』を思い出しますな。

 

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春菊の西の呼び名は、菊菜。パッケージに春菊とあって、必ず商札に「菊菜」とあるのが、東の人間としてはちょっと面白い。

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甘鯛(ぐじ)です。冬の京都に欠かせないもののひとつ。

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この乾燥湯葉をひとつおみやげに。

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 10時になるころには観光客もかなり増えてきました。鴨川にもどって深呼吸。

うららかに晴れてくれたなあ、ありがたい。

 

フレスコ祇園店 

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四条大橋から歩いてすぐのところにスーパーがありました。

入ってみましょう。個人的注目ポイントがこちら。

  • 高知県産生ハモが売られていた
  • 春菊(菊菜)ひと束、358円
  • 小規模なスーパーながら、牛スジは当然のように
  • 鶏せせりが売られている
  • ちくわぶは売られていない

あと2軒ぐらい別場所まわりたかったけど、今回はここまで。次回は近郊の市に目星をつけて、京都スーパーをもっと周ってみたいと思います。

旅に出るとさらに知りたいことが増えていい。

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『いづ重』さんでおみやげ購入。できあがりを待っています。

 

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バスで京都駅へ。

ギャンブルはやらないのですが、パチンコで大当たりすると玉がじゃらんじゃらん出てきますよね。あんな感じで観光客がそれはまあゾロゾロと出つづけてくるので、しばし眺めてしまいました。圧巻。

古都、観光客でパンクしているというのにも納得。

11:45発の「のぞみ」に乗車して、東京駅へ。

 

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新大阪→東京間でよく見られる光景ですな。

 

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乗車前に、京都伊勢丹でお弁当を購入。

3月6日まで限定出店していた大阪『六斎』のお弁当にしました。これで千円しないんですよ、ほんま充実の内容。「きっちりお得感を感じさせてみせます」という大阪イズムを端々から感じましたねえ。

ビール進むわー(笑)。

 

帰宅の巻

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ただいま。

しばらく足元から離れず。うれしいもんですな。

 

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まずはお茶で一服。

たねや』さんで買ってきた、日牟禮餅(ひむれもち)がお茶うけです。なめらかなお餅にこしあんがつつまれ、わらび餅的にきなこ、黒蜜でいただきます。

お餅の食感がなんともいい。蓮粉なんですかね。きなこも黒蜜も要らなかったな。

 

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京都『いづ重』さんでおみやげにした押しずし類。

夜ごはんはこれにお汁でも作って、簡単に。

 

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鯖ずし。

今になって、「半分は明日までおけば味変わって面白かったろうな」なんて思っています。いじきたないね(笑)。

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蒸しずし。

寒い時期の定番で、これは専用容器に入っていて、水少々ふりかけ、レンジにかけられるタイプのもの。便利になってますな『いづ重』さんも。

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そして、おいなりさん。

しっかり甘めのすし飯に実山椒。

 

おいしいなあ。

おいなりさん、焼ネギ入りのバージョンもあるんです。今度の楽しみにしよう。

 

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広島の『龍勢』を合わせましたよ。

 

旅中何ごともなく、無事に帰ってくることができました。ありがとうございました。

 

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どこにいるのかと思いきや。

京都伊勢丹の紙袋が気に入ったようです。