白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

郷土の食、健康と食をテーマに書いています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『にっぽんのおにぎり』『にっぽんのおやつ』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)。

取材で岐阜へ、そして名古屋『どての品川』

f:id:hakuoatsushi:20180112075909j:plain

西に向かっております。

10時半ぐらいの東海道新幹線、この日はかなり空いていました。

f:id:hakuoatsushi:20180112080324j:plain

久々の名古屋、からすぐに東海道線に乗り換え。

f:id:hakuoatsushi:20180112080355j:plain

岐阜に到着!

名古屋駅から岐阜駅は新快速で20分ぐらい、近いんだ。これ、実際に体験するまでピンと来ませんね。さて取材は16時から、それまでウロウロしましょうか。

 

f:id:hakuoatsushi:20180112081142j:plain

岐阜駅から一歩出てすぐの光景。

 

f:id:hakuoatsushi:20180112081254j:plain

f:id:hakuoatsushi:20180112081426j:plain

岐阜駅周辺、かつては繊維産業で栄えたまち。

f:id:hakuoatsushi:20180112082544j:plain

「きみ美容院」に妙に惹かれました。いい佇まいだ。

f:id:hakuoatsushi:20180112082648j:plain

f:id:hakuoatsushi:20180112082704j:plain

現代的なショップもあるんですよ。

でもやっぱり、こういうお店を撮ってしまう。

さて、そろそろ何かお腹に入れたいぞ。岐阜を感じられるものはあるだろうか。

 

f:id:hakuoatsushi:20180112084154j:plain

 味のあるアーケード街をふらふらしていたら…

f:id:hakuoatsushi:20180112084915j:plain

お。

f:id:hakuoatsushi:20180112084947j:plain

 おおお。

ピンときました。メインの選択肢に鮎の昆布巻きが入ってるの、いいですねえ。岐阜・長良川は鵜飼で知られる川でもあります。入ってみましたよ。

 お店の中の写真は撮り忘れてしまったので、早速「お昼の小さな懐石」の写真から。

f:id:hakuoatsushi:20180112090830j:plain

きれいですねえ。

「いま、天ぷら揚げてますからね。ごはんはどうぞお代わりしてください」と女将さん。当たりの柔らかなかたでした。さあ、いただきます。

f:id:hakuoatsushi:20180112091200j:plain

お皿に正月気分が漂いますな。クワイは揚げたて、タコの煮ものの香りの良さ。

f:id:hakuoatsushi:20180112091220j:plain

食べればホロリと崩れる昆布巻き。木の芽香は今年はじめて。

f:id:hakuoatsushi:20180112091237j:plain

遅れてやってきたワカサギの天ぷらのおいしかったこと…!  取材がなかったら間違いなくビール頼んでました(笑)。

f:id:hakuoatsushi:20180112091251j:plain

 シメ鯖、ユズ香がほんのり漂ってそれが抜群にいい効果あげてました。

いやはや、嬉しい昼餉となりましたよ。今度は夜にうかがいたいな。

女将さん、板さん、ごちそうさまでした!

◇暫(しばらく) 支店

岐阜県岐阜市弥生町8

058-263-5232

http://shibarakushiten.hp.gogo.jp/pc/

f:id:hakuoatsushi:20180112093006j:plain

 しばし、柳ヶ瀬をぶらぶら。初めて歩きましたが、スナック軒数は相当なものですね。あの美川憲一が歌った『柳ヶ瀬ブルース』のまち。

 

f:id:hakuoatsushi:20180112085948j:plain

 ところどころに、味のある日本家屋があるんです。

 

f:id:hakuoatsushi:20180112093029j:plain

 ここは入ってみたかったなあ。

さて、地元スーパーがあれば探索したいところ。道行くかたに聞き込みして、10分ぐらい歩いたところのスーパーを教えてもらいました。

f:id:hakuoatsushi:20180112093057j:plain

マルナカさん。

 生鮮も豊富で、まんべんなく「なんでも揃う感」充実のいいスーパーだったなあ。近所にあったらさぞ心強いと思います。気がついたポイントは以下のとおり。

  • 岐阜産、愛知産の野菜が充実
  • 味噌煮込みうどん関連商品はやっぱり豊富
  • コーミソースも人気のよう
  • 飛騨牛は高いけれどやっぱりちゃんと置いてある
  • 明宝ではなく明方ハムが置いてあった
  • むき里芋が売られている
  • やっぱり「かんてん」はある。コンニャクコーナーのあたり

実はこの前に高島屋の地下も歩いているんですが、あちらは

からし豆腐」も売られていたのですが、やっぱり基本的に夏のもの。こちらにはありませんでしたね。味噌売り場の25%を赤みそが占めていたのも印象的でした。マルナカさんはもっと多くて、4割ぐらい占めてたかなあ。

「かんてん」はピンクとかライトグリーンの色をしたおやつ。これ、岐阜の人に聞くと「ここだけなんですか?」ってよく言われますね。地元にいると「ならではのもの」ってなかなか気が付けない。

とりとめもなく、雑感メモでした。

f:id:hakuoatsushi:20180115145952j:plain

 取材先に向かう間にあった、味のある建物。

f:id:hakuoatsushi:20180115150154j:plain

このあと、駅前に戻ってもう一軒スーパーを散策(『パレマルシェ』)。愛知県が本拠地のスーパーらしく、より名古屋感の強い品揃え。

ああ…多分正月用品だったであろう身欠きにしんが半額になっていたの、買ってこなかったことを今も後悔しています。

f:id:hakuoatsushi:20180115152116j:plain

そんなこんなで、取材も無事に終了。一度お会いしてみたい方だったので、嬉しい時間となりました。やっぱり深い、智の人だったなあ。

さて写真はJR名古屋駅ですが、帰りは名鉄岐阜駅から名古屋本線で一路、堀田駅へ。

f:id:hakuoatsushi:20180115152500j:plain

『どての品川』でひとり、おつかれさま乾杯。どて煮の有名店です。

どて煮は豚モツや牛スジを赤みそで煮込んだもの。

こちらはそのモツ類が串刺しの状態で煮込まれてます。いちいち箸を使わずとも、サクッと食べて飲んで帰れますもんね。

f:id:hakuoatsushi:20180115152650j:plain

右の鍋が赤味噌味(どてやき)で、左が醤油味(とんやき)。ここから自分で取りますよ。串カツはそれぞれの鍋中にドボンと付けていただきます。それぞれ1本90円。

f:id:hakuoatsushi:20180115152855j:plain

この情景がもう、ごちそうですねえ。

f:id:hakuoatsushi:20180115152946j:plain

よく育ったコンニャク、うまかったな。。

寒さがほどよくて、外の立ち飲みもさほどつらくなく。生ビールが沁みました。

隣あった地元のかたが「遠くから来たんですか」と話しかけてくれ、「この近くに『八丁畷』(はっちょうなわて)って居酒屋があって、そこもすごくいいから寄ってみたら」と教えてくれたのですが、残念今回は腹がいっぱい。次回ぜひ寄ってみたいと思います。

今回は錦にホテルを取りました。

近くにあった『another you』というバーにものすごく惹かれたのですが(好きなスタンダードナンバー「There will never ever be another you 」という曲から取っているのが看板からわかったので)、1杯じゃやめられないだろうな…と思っておとなしく就寝。錦のホテルはえらい混みようでした。