西に向かっております。
10時半ぐらいの東海道新幹線、この日はかなり空いていました。
久々の名古屋、からすぐに東海道線に乗り換え。
岐阜に到着!
名古屋駅から岐阜駅は新快速で20分ぐらい、近いんだ。これ、実際に体験するまでピンと来ませんね。さて取材は16時から、それまでウロウロしましょうか。
岐阜駅から一歩出てすぐの光景。
岐阜駅周辺、かつては繊維産業で栄えたまち。
「きみ美容院」に妙に惹かれました。いい佇まいだ。
現代的なショップもあるんですよ。
でもやっぱり、こういうお店を撮ってしまう。
さて、そろそろ何かお腹に入れたいぞ。岐阜を感じられるものはあるだろうか。
味のあるアーケード街をふらふらしていたら…
お。
おおお。
ピンときました。メインの選択肢に鮎の昆布巻きが入ってるの、いいですねえ。岐阜・長良川は鵜飼で知られる川でもあります。入ってみましたよ。
お店の中の写真は撮り忘れてしまったので、早速「お昼の小さな懐石」の写真から。
きれいですねえ。
「いま、天ぷら揚げてますからね。ごはんはどうぞお代わりしてください」と女将さん。当たりの柔らかなかたでした。さあ、いただきます。
お皿に正月気分が漂いますな。クワイは揚げたて、タコの煮ものの香りの良さ。
食べればホロリと崩れる昆布巻き。木の芽香は今年はじめて。
遅れてやってきたワカサギの天ぷらのおいしかったこと…! 取材がなかったら間違いなくビール頼んでました(笑)。
シメ鯖、ユズ香がほんのり漂ってそれが抜群にいい効果あげてました。
いやはや、嬉しい昼餉となりましたよ。今度は夜にうかがいたいな。
女将さん、板さん、ごちそうさまでした!
◇暫(しばらく) 支店
058-263-5232
http://shibarakushiten.hp.gogo.jp/pc/
しばし、柳ヶ瀬をぶらぶら。初めて歩きましたが、スナック軒数は相当なものですね。あの美川憲一が歌った『柳ヶ瀬ブルース』のまち。
ところどころに、味のある日本家屋があるんです。
ここは入ってみたかったなあ。
さて、地元スーパーがあれば探索したいところ。道行くかたに聞き込みして、10分ぐらい歩いたところのスーパーを教えてもらいました。
マルナカさん。
生鮮も豊富で、まんべんなく「なんでも揃う感」充実のいいスーパーだったなあ。近所にあったらさぞ心強いと思います。気がついたポイントは以下のとおり。
- 岐阜産、愛知産の野菜が充実
- 味噌煮込みうどん関連商品はやっぱり豊富
- コーミソースも人気のよう
- 飛騨牛は高いけれどやっぱりちゃんと置いてある
- 明宝ではなく明方ハムが置いてあった
- むき里芋が売られている
- やっぱり「かんてん」はある。コンニャクコーナーのあたり
実はこの前に高島屋の地下も歩いているんですが、あちらは
「からし豆腐」も売られていたのですが、やっぱり基本的に夏のもの。こちらにはありませんでしたね。味噌売り場の25%を赤みそが占めていたのも印象的でした。マルナカさんはもっと多くて、4割ぐらい占めてたかなあ。
「かんてん」はピンクとかライトグリーンの色をしたおやつ。これ、岐阜の人に聞くと「ここだけなんですか?」ってよく言われますね。地元にいると「ならではのもの」ってなかなか気が付けない。
とりとめもなく、雑感メモでした。
取材先に向かう間にあった、味のある建物。
このあと、駅前に戻ってもう一軒スーパーを散策(『パレマルシェ』)。愛知県が本拠地のスーパーらしく、より名古屋感の強い品揃え。
ああ…多分正月用品だったであろう身欠きにしんが半額になっていたの、買ってこなかったことを今も後悔しています。
そんなこんなで、取材も無事に終了。一度お会いしてみたい方だったので、嬉しい時間となりました。やっぱり深い、智の人だったなあ。
さて写真はJR名古屋駅ですが、帰りは名鉄岐阜駅から名古屋本線で一路、堀田駅へ。
『どての品川』でひとり、おつかれさま乾杯。どて煮の有名店です。
どて煮は豚モツや牛スジを赤みそで煮込んだもの。
こちらはそのモツ類が串刺しの状態で煮込まれてます。いちいち箸を使わずとも、サクッと食べて飲んで帰れますもんね。
右の鍋が赤味噌味(どてやき)で、左が醤油味(とんやき)。ここから自分で取りますよ。串カツはそれぞれの鍋中にドボンと付けていただきます。それぞれ1本90円。
この情景がもう、ごちそうですねえ。
よく育ったコンニャク、うまかったな。。
寒さがほどよくて、外の立ち飲みもさほどつらくなく。生ビールが沁みました。
隣あった地元のかたが「遠くから来たんですか」と話しかけてくれ、「この近くに『八丁畷』(はっちょうなわて)って居酒屋があって、そこもすごくいいから寄ってみたら」と教えてくれたのですが、残念今回は腹がいっぱい。次回ぜひ寄ってみたいと思います。
今回は錦にホテルを取りました。
近くにあった『another you』というバーにものすごく惹かれたのですが(好きなスタンダードナンバー「There will never ever be another you 」という曲から取っているのが看板からわかったので)、1杯じゃやめられないだろうな…と思っておとなしく就寝。錦のホテルはえらい混みようでした。