築地商店のみなさんによる酒蔵見学ツアーに混ぜてもらいました。
朝の新宿・19時に集合、関越自動車道は空いてて快適でしたよ。
予定どおり10時に到着、1軒目は個人的にも大好きな『鶴齢』(かくれい)でおなじみ、南魚沼市塩沢の青木酒造さん。ちなみに着物の「塩沢」ってありますね、あれはこのあたりで作られているのだそう。町中には「越後上布保存会」の看板も見られました。こっちもいつか見学したい。
お天気にも恵まれました!
こちらが正面玄関、さて早速現場へ。
中では仕込みの真っ最中、日本酒づくりの最初のステップである「洗米→浸水」をしているところ。ちなみに新米はまだこれから、魚沼の酒米はこの日、ちょうど刈り終える頃のようでした。
「よく来たね」と蔵人さん。いい笑顔でらっしゃいますよねえ…!
案内してくださったのは営業部の目崎祐子さん。分かりやすくて、フレキシブルな案内ぶりに舌を巻きました。どんどん質問したくなる。
タンクでで今まさに、お酒が育っています。
かきまわさせてもらったのは初めて。
かき回すと、勢いよくブクブクと泡立ってきます。
もちろんこの後もいろいろ拝見したのですが、省略して(ごめんなさい)試飲タイム。
杜氏の今井隆博さんにお話を聞きつつ。酒造好適米それぞれの個性などを質問。
歩いて3分ぐらいのところにある雪室に移動。
南魚沼といえば豪雪地帯、この大きな扉から重機で雪を運び入れ、年間を通して商品の保存・管理・熟成に活用されています。中に入ってみると…
冬の雪が、9月になってもこんなに残っています。一同「うわあああ」と声を上げるほどに、スペクタクルな情景でした。
青木酒造さんの見学は、ここまで。酒蔵のみなさん、お世話になりました!
移動まで15分ほど自由時間があったので、近所のスーパーをチェック。今回気がついた特色としては、
- ぜんまい水煮が多く売られている(国産ものが手頃でうらやましい…)。このあたりの常備菜ですね。うちの母は新発田市でかなり魚沼から離れていますが、あちらでも煮つけをよく食べていました。
- 身欠きにしんが売られている。
- 塩くじらが売られている。郷土料理の「くじら汁」、食べられてるんだなあ。
- 笹団子用の粉が4種類もあった
- 車麩、やはり充実。
- シソ巻き、このあたりも食べるんですね。「シソ味噌串」の名で売られていました。
さて次は、八海山酒造へ移動。
ちょうど蒸した酒米に麹菌をふりかけているところを拝見できました。スタッフには女性の姿も。
なんかキューブリックの映画、思い出したなあ。
先の浩和蔵、大きすぎて写真に入りきりません。かなり引いて撮ってるんですけどね。
こちらは焼酎蔵。八海山の焼酎、飲んだことあります?
焼酎蔵の責任者さん。丁寧で分かりやすい説明、ありがとうございました!
八海山も雪室が。ものすごい冷気です。
試飲処。おみやげコーナーや食事処も立派で、一大施設でした。
季節はちょうど栗のなる頃。
駆け足でまわりましたが、勉強になりました。企画してくださった築地『本玉小島』の小島英朗さん、ありがとうございました!
本当に、百聞は一見に如かずですね。毎度思います。
帰りの車でみんな、爆睡。。。