三連休の初日、みりんの勉強会に行ってきました。
主催は『酢飯屋』さん。江戸川橋にある寿司店で、日本各地の良質食材の紹介、郷土寿司の研究にも意欲的なお店です。
そして講師は、三河みりん『角谷文治郎商店』の 角谷利夫社長。
日ごろ何気なく使っているけれど、「その存在意義は? みりん無しで、酒だけじゃ、砂糖じゃダメ?」と訊かれて明確に答えられるかというと…うーん。むずかしいですよね。照りだしのため…だけでもないでしょうし。
そういうもろもろを考え直す、いい機会となりました。
角谷社長の「みりんはお米のリキュールと考えてもいいんです」「みりんは麹の力を借りて、もち米のおいしさを最大限に引き出したもの」という言葉、忘れがたい。
もちろん、『酢飯屋』代表・岡田大介さんによる“みりん活用”料理つき。青菜のゴマ和え、みりんと八丁味噌だけで炊かれた「どて煮」、タコの煮物。白いのは酒粕ならぬ、みりん粕です。こっくり炊かれたタコ、おいしかったなあ。今度マネしてみよう。