白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

弁当と鍋の日々

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今年の8月から、家人のために弁当を作るようになりました。はや四か月…だんだんと手を抜くようになりますねえ、やっぱり。しかしこの日はまあまあ(私にしては)、がんばってるほうですな。

  • ヒラタケのナンプラーバター炒め
  • ニンジンの昆布だし煮
  • 白菜のおかかポン酢和え
  • ニラオムレツ

ナンプラーとバターって相性いいんですよ。ナンプラーは存在感強いので、ほんのちょっとでOK。弁当のおかずに良い、濃い風味になります。

ニンジン、少量の塩と昆布だしで煮ておくと便利ですね。ほかのいろんな料理に転化可能だし、ニンジン自体がいいと、そのままでもおいしい。

キャベツはサッとゆでてしぼり、おかかと減塩ぽん酢で和えただけです。あとは冷凍食品の春巻き、そして梅干し。冷凍おかずが2品ぐらい冷凍庫に入ってるとなんとも心強いですねえ…。イシイのミートボールが安いときは 3パックぐらい買って入れておきます。

当日の朝つくったのは玉子焼きとキノコ炒めだけ。朝の手作りは2品以内が自分の場合はベストだと思い至りました。

 

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夜は豆乳鍋に。

あえて白っぽい具をいっぱいに、カブ、ネギ、底に白菜。そして鶏肉と小松菜です。豆乳鍋って手づくりしたことなかったのですが、やってみるとなかなか面白い。今、鍋の記事を作っているのでいろいろ研究中です。

 

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別日にはタラ鍋を。タラの頭が右のほうに沈んでおります。

タラのアラ×干しシイタケ×昆布=すんばらしいスープ!!になりました。これだけ別に作りたいぐらいです。赤いのはナツメ。ここにセリをいっぱい入れたいのですが、関東だとなかなかいいのが手に入りません。くそう。

 

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タラ鍋、途中からコチュジャンと粉唐辛子、ゴマ油を加えて韓国風に味わいチェンジ。ピリ辛スープにまろやかな白子がよーく合うのですよ。豆腐とニラもたっぷりと。

 

鍋特集、年明けの発売になります。またお知らせしますね!

この日はDVDでジェームズ・スチュアート主演の1959年の映画『或る殺人』を見ました。面白かった…。法廷ものってもともと大好きなのですが、良い演技者によるセリフ劇を心から堪能しました。

当日、こんなツイートをしたので、貼っておきます。