白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

『栄養と料理』12月号で6レシピをご紹介&菊まつり

 

おいしい減塩をめざして

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『栄養と料理』12月号が本日発売です。メイン特集は、減塩。これから飲み会が多くなる時期、うまいこと塩バランスとりたいですな。

 

  • 「減塩って大事って聞くけど、なんで?」
  • 「減塩料理ってまずいでしょう…」
  • 「どうやったらいいのか、分からない」

 

そんな人に、特におすすめの号ですよ。

 

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私のレシピも、6品ほど取り上げてくださいました。自分なりの減塩のコツを披露させていただいとります。調理も撮影も、がんばりました。

 

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ズッキーニの肉巻きなんかも登場します。これ、お弁当にもおすすめですよ、ぜひぜひ読んでみてください。m(__)m

 

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連載の「減塩日記」はいよいよ最終回、1日の塩分チェックで総ざらいです。目標値は6g。これ、平均的な日本人のだいたい半分以下の摂取量。「それは減らしすぎでしょう!」と思われるでしょうが、世界保健機関は1日5gを推奨してします。日本人が総じて塩分摂りすぎなこと、さらには欧米よりも摂取平均が高いこと、私も連載をはじめるまで、知りませんでした。。。

 

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減塩、ちょっとしたコツで簡単にはじめられます。自炊好きのかた、家族のために料理を作っているかたに、ぜひぜひ読んでいただきたい。病気になってからだと、いろいろ大変です。特にこれからの時代、医療費は少なければ少ないほど、いいですもんね。

私はこの連載をつうじてずっと「おいしい減塩」を目指しました。ぜひぜひ18か月の総括、読んでみてほしいです。

 

巣鴨の菊まつり

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さてさて、昨日仕事帰りに巣鴨に寄ってみたら、菊まつりが開かれていました。

 

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いろんな菊があるものですねえ。しばし、菊の写真を。

 

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これ、見事でしたねえ。育てた人はうれしいだろうなあ。

 

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一時は仏花としてのみ使われるような状況でしたが、いま美しさが見直されていますね。若いフラワースタイリストさんが積極的に使われている。

なんてことを考えていたら……

 

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そばにいたおばちゃんが、友達らしきオバちゃんに「菊田さーん、あなた菊田さんなんだから菊まつり見ていきなさいよーアハハハハハハハ!」と声をあげていました。

わらいました。どんな理由よ。

 

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巣鴨、久々でしたが相変わらず活気ありましたねえ。

塩大福が飛ぶように売れていたり、「辻立ち禁止」の札があったり。「メリヤス」や「八つ目」なんて言葉がいまも生きています。

古い建物が残っているだけで「江戸・昭和の香りが残る」なんて言葉をかんたんに使いがちですが、実際はこういうことなのかもな…と考えつつ、帰ってきました。