白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

第7回 レモンサワーのススメ

f:id:hakuoatsushi:20161106103815j:plain

藤村公洋さんと組んで開催しているイベント、レモンサワーのススメも第7回目。

今回も池袋のバー『フルハウス』をお借りしました。1987年から続くお店で(来年で30周年!)、日曜日には藤村さんが入っていますよ。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106104256j:plain

ちなみに藤村公洋さんとは、現役のバーテンダーで料理家さん。1968年生まれで、バーテンダー歴は27年になります。2012年に『病気になったバーテンダーの罪ほろぼしレシピ』講談社)という本を発表。生活習慣病を食生活の改善で克服したおりに考えたレシピがまとめられています。

 


藤村さんに関しては以前、こんな記事を作りました。彼のプロフィールにご興味あるかたは、読んでみてください。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106105222j:plain

さてこのイベント、藤村さんのレモンサワーだってカクテルである!」という持論からはじまりました。ベースとなるお酒(=焼酎)があり、炭酸で割り、フルーツでフレーバーをつけるという構成、「カクテルでいえばフィズとまったく同じ」と説明されたときは、目からウロコでしたねえ。

藤村さんの作るレモンサワー、やっぱりひと味違うんですよ。

その秘密は焼酎やソーダ、レモンの質ではなく「比率」。ごく一般的な素材で作るんですが、比率をしっかり守って作ると味わいが変わります。これ、ぜひ体験していただきたいポイント。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106105615j:plain

そんなあれこれをお話ししつつ、アレンジ版レモンサワーもイベントでは楽しんでいただけます。この日は

  • モヒートアレンジ
  • ジャムを使ってのシェイクアレンジ
  • ウィスキーをベースにしてのアレンジ
  • イチジク果汁を加えたアレンジ

そして今回の新作アレンジ、

f:id:hakuoatsushi:20161106110018j:plain

手づくりのザクロシロップと赤ワインを加えた、レモンサワーカクテルも登場!

これ、スタッフの私がいうのもあれですが、うまかった…( ;∀;)

定番のレモンサワーは飲み放題、アレンジスタイルは2杯をお選びいただきます。バーテンダーが考えるレモンサワーの自由な世界、体験していただきたいなあ。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106110203j:plain

もちろん、藤村さんによるおつまみも付いてきますよー。こちらは定番、季節の青菜のおひたし。クコの実とローストアーモンド付きが藤村流。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106111009j:plain

この日のおつまみ2品目、柿とアボカド入りの白和えです。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106111247j:plain

こちらはレンコンのキンピラ。フライドサツマイモが添えてあります。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106111405j:plain

最後に、砂肝の山椒煮を。レンズ豆が敷いてあります。

おつまみ4品と飲み放題のレモンサワー、そしてアレンジ版が2杯が付いて、参加費はおひとり様3500円です。

 

f:id:hakuoatsushi:20161106110122j:plain

ご参加のみなさん、ありがとうございました!

冬の間は、レモンサワーはイベントはしばしお休み。来年、また暖かくなってきたら開催する予定です。その際は、このブログでもお知らせしますね。

 

 

f:id:hakuoatsushi:20161106113359j:plain

 12月には何か忘年会的なイベントをやりたいなあ。