7月7日、東京の七夕はめずらしく晴れました。
夕方から神宮前6丁目にできた『Binowa Cafe』のオープンパーティへ。
お招き、ありがとうございます。
こちらのお店、郷土菓子研究社の林周作さんのお菓子がいただけるんですよ。
林さんは1988年生まれ、京都・宇治市の出身で、大阪のエコール辻を卒業。
世界の郷土菓子に関心を持たれ、2012年6月に単身渡欧されました。それも自転車と1700ユーロだけ(!)を手にしての旅立ち。2年半かけて、ユーラシア大陸を横断。各国で民家や菓子店を訪れては作り方を習い、知識と知人を増やされて無事帰国したのが2015年の年末でした。
上の写真はイタリア・シチリア地方のブッチェラートというお菓子。クッキー生地の中にはフルーツコンフィやナッツがぎゅっと詰まってますよ。
左は、シェルチェブラというアゼルバイジャンの代表的なお菓子です。
皮の模様がすごく細かいでしょ? これ、手作業で刻むのだそう。驚きました。中にはカルダモン香るクルミとヘーゼルナッツがたっぷり。
林さんが訪れた国は32か国。各国のお菓子が少しずつ紹介されていくとのことで、楽しみ。今月はルーマニアのお菓子も登場するようですよ。
原宿と渋谷の間ぐらい、明治通りからちょっと奥まったところにあります。
しばらくはこちらで菓子の製造と販売をしつつ、いつかはまた旅に出たいという林さん。今度は南米大陸に飛びたいそうです。
機会があったら、日本の郷土菓子のお話をしてみたいなあ。
Binowa Cafe
渋谷区神宮前6-24-2 原宿芳村ビル2F
03-6450-5369
休:月・火 営業時間 12時~19時