鎌倉に行ってきました。
よく晴れた、夏らしい日でした。アカパンサスが今にも咲きそう。
川喜多映画記念館で上映されていた、原節子主演の『風ふたたび』(昭和27年 東宝作品)という映画を観に行ったのです。
かなりレアな作品で、「この機を逃すとしばらくは観られないだろうな…」と思い、足を伸ばしました。
しかし、うーん…(;^ω^) なんとも掘りの浅い、ちょっと残念な作品でした。共演に池部良、山村聰、杉村春子、南美江、監督は豊田四郎という一流どころなのに、ままならないものですねえ。脚本は初期黒澤作品で知られる植草圭之助。
さて、この日は休みと割り切り、鎌倉をたのしみましたよ。
ずっと行きたかった御成通りのうつわギャラリー『祥見』へ。
ほしいうつわがたくさんありましたが、我慢、我慢。
江ノ電に乗って…
長谷寺へ。
一度、あじさいの時期に行ってみたかったのです。しかし予想どおりの、ものすごい人出。閉館が17時半、16時15分に着きましたが、あじさいの通路は1時間半待ちの行列でした! はひー…。
なのでさっさとあきらめて、出口のあたりからちょろっと眺めるだけに。
うん、これでもじゅうぶん満足だ。
お寺からの海の眺め。なかなかに見晴らしがいい。
実に気持ちのいい風が吹いていましたが、この写真を撮っている私のうしろには待ち疲れた人の山がわんさか…(*´ω`;)フゥ
帰りは時間があったので、長谷から鎌倉駅までゆっくり歩きましたよ。雑貨店やレストラン、絵本の店に和・洋の菓子店などなど、良さそうなお店が多いですねえ。いい散歩コースだな。
さて、きょうの夕飯は……
人気のイタリアン『コマチーナ』へ。その名のとおり小町通り沿いにあるんです。
神奈川県民の友人・コニーがここで合流。
ああ…歩いた歩いた!
何度「ビール飲みたい…」と思ったことか(笑)。
乾杯して、プハーッとやった直後の写真です。
この量を一気に飲んでしまいました。いやはや……快感。このノド越しを味わうたび、おとなになって良かった…と心から思います。はい。
さて、おつまみを列記。
サバのポテトサラダ、500円。
ヒシコイワシのフリット、700円。抜群においしい。
このイワシ、カタクチイワシとか、コイワシとか、セグロイワシとか、いろいろな名前で呼ばれますね。私は最初に覚えたシコイワシと呼んでしまう。
セロリのニンニクオイル、500円。
名前のとおりの料理で、シンプルの極み。でも食べ飽きず、いいつまみになっちゃうからすごいなあ。
ワインはグラスでこんなところを。
「すっきり・軽やか・フルーティ」が好みと伝えて、ホールの春日さんのおまかせ。どっちもおいしくて、料理にぴったり。春日さん、ありがとう!
レモンクリームスパゲティ、1200円。
レモンの酸味がいきいきしていて、これもまた抜群。
馬肉のタルタル、1200円。
タルタルに合わせて、選んでもらったグラスの赤ワイン。
ラディコンが飲めてうれしかったな。
コマチーナ、堪能しました。ごちそうさまです!
このあと立ち飲みの『ヒグラシ文庫』と『テンスケ』で一杯やって帰るのですが、それはまた別の機会に。
鎌倉の夜飲み、すっかりハマっています。