白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

玉ねぎのスープ、そして渋谷『チャングミ』

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こんな色のシャクヤクがあるのですね。

きれいだったな。サーモンピンクというのか、橙(だいだい)がかった桃色。いま、まさにシャクヤクの盛り。うちにも飾りたい。

 

 

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玉ねぎがあまっていたので、スープにしました。

利尻昆布のだしとショウガでゆっくりと煮て、ミキサーに。煮詰めてから牛乳でのばして、バターひとかけ。塩味なし、コショウだけで整えましたが、甘くておいしい。

減塩コラムの連載を『栄養と料理』という雑誌で続けておりますが、減塩のコツも少しずつ身についてきたかな、と思います。

最大のコツは……やっぱり酒を飲まないこと、これに尽きますね(笑)。

 

パンとチーズを含めて、この朝食で塩分1.1~1.2gぐらいでしょうか。健康目標としては1日6gぐらいが妥当ではないかと。日本の成人男性は現在、1日に12gぐらい摂っているよう。もっと多いとみる向きもあります。

 

 

 

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この日は夏日でした。

どーーーーーにも焼肉ランチが食べたくなり、渋谷・NHKそばの韓国焼肉店『チャングミ』へ。カルビとロース盛り合わせ定食で、1200円。至極妥当な内容と値段に、満足。

 

うーん。

簡単な減塩ポイントとしては、味噌汁をつけないこと。これで塩分1gちょいは違います。「好きなものを食べられる」これも、誰しもがいつまでも享受できることじゃないんですよね。『栄養と料理』の仕事をしていて、毎回感じます。

感謝しつつ…キムチはしっかり楽しみました。

栄養のことを細かく知って頭で考えるのも大事ですが、ともかくも適度な運動が何より大事…最近はとみにそう思います。なかなか出来ないけど、せめてよく歩こう。

 

 

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ビールを飲みたいところでしたが、グッと我慢。

カラッと涼しい晴れ日、あとどのくらい続いてくれるかなあ。