白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

『減塩日記』のツイッターをはじめましたよ

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雑誌『栄養と料理』での連載コラム、

減塩日記」も発売中の12月号で6回目になりました。もう半年か―。

 

  • <このコラムをはじめるきっかけ>

いま50歳前後の先輩方で、食事制限を受けてる人、服薬を続けてる人、ひどいケースだといきなり倒れちゃった人…ともかく、生活習慣病が悪化している人が、私のまわりに多かったんですね。「40歳から何か自衛を、予防をできないものか」と考えたとき、いろんな企画が浮かびました。『おとなの週末』でやっていた「死なないレシピ」もその1つでしたが、『栄養と料理』女子栄養大学出版部)ではこの「減塩日記」を書かせていただけることに。

 

  • <どんなコラムなのか?> 

「40歳独身、いきなり病気が発覚して減塩食を医師から命じられたらどうしたら?」

 

というシチュエーションで毎回減塩を考えてます。みそ汁、刺身、漬け物などテーマを決めて「塩分ってどのくらい?」「どのくらいが高塩分なの?」「塩分カットって具体的にどうやったらいいの?」を考えています。

最新号では、病院の減塩食を体験してきましたよ!

 

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さすがプロの減塩食、いろいろな減塩要素を組み合わせつつ、満足感もかなりあって…うーん、勉強になりました!

ただ、家だとこーいうふうに多品目にするのって、大変ですよね。

ましてや独身でいきなり病気になった場合は。いやいや、奥さんが家事を引き受けてくれてるケースだって、「料理好きじゃない」って人がいきなり減塩食になるの、かなりの労力だと思います。別に1献立つくったり、減塩計算したりになるわけですから。

 

だからやっぱり、「健康なうちにちょっとずつ減塩がポイント」だなあ…と。服薬が必須になると、経済的な負担も増します。あと、減塩すると結果的に減量にもつながると私は感じています。「和食って高塩分になりがちで、そこが唯一の欠点」と指摘されていること、もっと知られてほしいなあ、とも思ったり。

 

さて、このたび、減塩日記のツイッターをはじめました

コラムには入りきらないあれこれをつぶやけたら、と思っています。

よかったらのぞいてみてくださいね。