この日は銀座で14時から取材でした。
早めに行ってどこかでランチでもしよう…と思いウロウロ。
いろいろ迷いましたが、選んだのが、こちらのお店。
さまよっていたら、ばったり『菊川』の看板が目に入り。そうだそうだ、行ってみたかったんです、ここ。
銀座6丁目の路地裏、かなり分かりにくいところにあります。泰明小学校から3分ぐらいかなあ。
なんとも、おかずいっぱい!
店員さんが「一番人気ですよ」という『おまかせ御膳』(1,620円)にしました。目にもあざやか、嬉しくなりますね。
先に書いちゃうと、満足。。いずれも丁寧な仕事が感じられるもので、良いお昼になりました。けっこうウロウロしたけど、その甲斐あったなあ。うん。
品々をメモ。
おからの小鉢、香のもの、じゃこのせご飯、赤だし(具はさいの目切りの大根と人参、三つ葉)、ご飯の右隣りはミニ茶わん蒸し。茶わん蒸しには生麩が入っていて、上にはワサビと川海苔が載せられていました。
茶わん蒸しに生麩、これが良かった。真似してみたい。
お刺身はマグロと鯛、食べ終えると皿には鳥獣戯画が。
軽く炙って炊いたのかな、香ばしいヤングコーン、そしてスナップエンドウのおひたし、この2つの下に出し巻き玉子。そして下は、ミニさつまあげ。噛むとジュワッとお出汁があふれます。
左の盃にはゴマをきかせた白和え、青菜と大豆入り。これもなんともクリーミーで印象的。これオカヒジキでやってみたいなあ。
ゴボウの炊いたのに粉鰹をまぶしたもの、こういうひと手間も真似したくなります。
干し椎茸煮、鮭の粕漬け(これだけでごはん1杯いけそうだったのをなんとかゆっくり食べました)、南天葉の下には昆布煮が。この昆布の炊き方もほど良くて、「こんな風に炊けるようになりたいっ」と思いましたねえ。
そして2品、分かりませんでした。大根で巻いてあったのはなんだったんだろう。
いつもならすぐ訊いてしまうんですが、このときの場内の雰囲気では、出来なかった。あと2度ぐらい行ってみて、尋ねてみます。
最後に抹茶&小豆かんを。うーん…充足感…。
どうやら12時台には行列もできるようですが、この日の13時台はそんなこともなく、すぐに入れましたよ。
また来たいなあ。今度はメニューに魅力的に輝いていた「生ビール」も奮発してしまおう。