白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ

フードライター。郷土の食、栄養、暮らしと食をテーマに執筆しています。連絡先→hakuoatushi416@gmail.com 著書に『自炊力』『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)など。メシ通『栄養と料理』『ホットペッパー』などで執筆中。

アスパラガスのパエリヤ

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日曜日はアスパラを買いました。

買うつもりなかったんですが、スーパーに入ってひと目惚れ。手頃な値段でピンと伸びたその姿に…抗えませんでした。長崎は島原産、これで450円。

 

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パエリヤ風にしましたよ。

アスパラの下の硬いとこを、ダシ昆布と一緒に20分静かに煮て、炊く用のスープに。

たっぷりバターとちょいオリーブオイルで米を炒め、刻んだアスパラも加え、先のアスパラ昆布スープと塩を加えて沸かします。強火で2分、フタして10分ほど弱火で煮れば完成。黒コショウとおろしチーズでいただきます。

渡辺あきこさんが以前、『あさイチ』で紹介された「タコとアサリのパエリヤ」をアスパラで応用してみました。

 

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このスーパー、隣駅にあるんですがモノが豊富で安くて、ありがたいんです。軟骨付きの豚肉が手に入るのはうれしい。鹿児島の郷土料理「なんこつ」を仕込もうと思ってます。

 

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うちの近所のスーパーでも嬉しい出合いが。メヒカリ、会いたかったよ!! これは宮城産ですが、福島とか茨城の海側の人にはおなじみですよね。

  

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揚げるとうまいんだ。

 軽く小麦粉ふって揚げただけ、半身がひたるぐらいの油で片面6~7分、返して2分ぐらいでしょうか。揚げてる間は熱油をスプーンでかけていました。

 

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芽キャベツと桜エビの蒸し焼き。

芽キャベツをタテ半分に切って、両面2分ずつ焼いて、好みのダシを少々入れてフタしてさらに2分。それだけで結構いいアテになります。この日は桜エビ入り。無しでもおいしいし、ゴマとかシラスとか、逆に角切りベーコンとかでも。

 

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ピーマンと蒸し大豆のナンプラー炒め。

フジッコの蒸し大豆が便利で気に入っています。刻んだピーマンと一緒にゴマ油でサッと炒め、小麦粉軽くふって、ナンプラーとシーズニングソースでチャチャッと炒めるだけ。ビールのアテにもいいし、弁当のおかずにもなる。

 

あの地震から7年が経ちました。

またいつか大災害はあるだろうけれど、とりあえず今日の平穏に感謝。

 

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W君、遊びに来てくれてありがとう。