連載がひとつ終わり、編集長がお疲れ会を設けてくださいました。
場所は江戸川橋の『酢飯屋』さん。ご主人の岡田大介さんは、日本各地の郷土寿司の研究もされているかたで、本も著されています。
『季節のおうち寿司』(PHP)。
レシピ集なのですが、もち米寿司や生すしなど郷土寿司も多く紹介されています。勉強になりました。
さて、一杯目はビールから。この「馨和 KAGUA ブラン」というビールはじめていただきましたが、おいしいですねえ。繊細でクリーミーな泡立ちに惹かれました。
また飲みたいな、探してみよう。
編集長は最初から日本酒、和歌山県の銘酒『紀土』を。
最初につき出しが出て、そしてこのカキ鍋、寿司へと続くユニークな構成。
お寿司はいずれも見事な味わいでした。『酢飯屋』の名前のとおり、それぞれ寿司飯にも工夫がこらされます。マッチングの妙に唸りました。
これ、銚子のキンメダイを一度粕漬けにしてお寿司にしてあるんですよ。クセになるうまさ…!
キビナゴとおからの郷土寿司。高知県に伝わるものだそうです。「ほっかむりずし」とも呼ばれるそう。おからを寿司飯の代わりにする地域、結構ありますね。
このおから、甘酸っぱくてうまかったのですよ。先の本にレシピが載っていたので、今度作ってみます。